月別アーカイブ: 2009年3月

ダーリンは外国人 with Baby

時期的にちょうどいいかな?って買ってみた!

ダーリンは外国人 with BABY
小栗左多里&トニー・ラズロ
メディアファクトリー
売り上げランキング: 2045

ダーリンは外国人シリーズは最初のだけ読んでいるんだけど、文化や考え方の違いがコミカルに描かれていて結構好き。
今回のお話は出産から子供が1歳までのお話。うちの子もようやく2か月が過ぎたので共感する部分、そしてこれから味わうであろう部分。それぞれ楽しめる内容だった。あぁ!これってうちの子だけじゃないんだ!ってところが何箇所かあった。ニヒルに笑うのは共通なんですね。あれ、最初見たときはちょっとびっくりしました。

本書では第1弾では特になかったトニーのコラムが多い。トニー。やっぱり色々と考えているな。うん。
子供の教育に関してはまだ我が家でもこれから話し合っていかないといけないところ。
私は結局、塾には一度も通う事がなくここまで来ている。塾に通いたいと思ったことはないし、通わせたいとも思ってはいないけど、だんだん子供が大きくなっていく中で考えは変わるのだろうか?勉強の大切さは30を過ぎてようやく気がついたような感じだ。でもそれでもまだ遅くはないと思っている。

今思うと私が小さいときには色々な所に連れて行ってもらった気がする。そんなに記憶力がいいわけでもなく、そして乗り気で行ったというよりは連れてかれたという感じだったのであまり記憶には残っていないが、親父があちこちに連れて回った気持がわかる。
色々な事を見て、触って、経験していってほしい。

仕組み作りセミナーに行ってきた!

今日は先日読んだ”仕組み”本の著者お二方が主宰されているセミナー「実践!”仕組み”作りセミナー Vol.1」に参加してきました。

【実践!「仕組み」作りセミナー Vol.1】、いよいよ開催!
http://www.shikumi.org/?p=178

結局「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
荒濱 一 高橋 学
光文社
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やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
荒濱 一 高橋 学
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本日は第2弾となった著書の中から、保険代理店を営まれている田中正博さんと、不動産資産の仕組みを作られた午堂登紀雄さんのお二方のお話でした。
今日は以前、名刺を交換しただけにとどまってしまった方々とお話をすることができたり、その他色々な方と新たにお話をする機会を作れました。と言っても数人の方にとどまってしまうのですけどね。私の場合、覚えていられる人数が低いのでこのあたりは何とかしていかなければ。
さてはて、それはさておき今日考えたことの中から二つばかり。書き出すときりがないので(^^;

仕組み作り

最近ではあちらこちらで見かける言葉ですね。私も読んでいて、仕組みの重要性というものはわかっているつもりでした。
でも、話を聞いていると…むむ、まだまだ。できていないことが色々と浮き彫りになってきた。今の自分が行っている仕事というのが既に過去にやったことがあること。つまり、繰り返しであれば誰でもできる”仕組み”にしてしまって自分はまだやっていないこと。成長する可能性のある分野に注力していくべきなのではないか?
ふむむ。このわずかな間にすら思いつくことがあるという事はまだまだあるはず。やはり自分が何に時間をかけているのか。それは本当に自分がやらないといけないことなのか。見直す必要があるな。
田中さんの「自分がプレーヤーになるのをやめる」という決断。今私が実行することはできないが、少なくとも同じことを繰り返すだけのプレーヤーにならないようにしなければいけない。そこは”仕組み”にするべきだろう

何に仕組みを?

“仕組み”そのものに目がどうしても行ってしまいがちですが、そもそも何に対してそれを適用するのか。これが問題。
私の場合、真っ先に思いついてしまうのが現在の仕事に対しての適用。しかし、このセミナーで講演されたお二人や事例として本に取り上げられた方々はその枠組みを超えて考え、そして起業している。この違いは何なのか?

これはやっぱり日々考えていることの違いであるし、それは特別なものではなく積み重ねではないのだろうか?と今日は思った。これは今まで色々な方の話を聞いてきた中でもあった話だ。
ファンクショナルアプローチの横田さんもしかり、本日の田中さん、午堂さんも日頃から”これはどういう意味が?”、”これはどういう仕組みか?”等々、考えている。その考えている様々な内容がリンクして今日の成功があるのだろう。
考えているからと言って成功できるとは限らないが、考えるであれば私にもできる。そして考えもなしに自分が成功できるとも思えない。

考えろ
考えるんだマクガイバー*1

チーズ好きに捧げる! トーラク・チェダーチーズデザートとカマンベールチーズデザート

私はチーズが好きだ。

疲れて帰りがけに何かつまむものでもないかなぁ~とサンクスに立ち寄ったらそんな私を呼ぶ声が

チェダーチーズデザート
http://www.toraku.co.jp/brand/toraku_17.asp

カマンベールチーズデザート
http://www.toraku.co.jp/brand/toraku_18.asp

これは危険なデザートだ
まず、”チーズ好きに捧げる”とあるだけあって、チーズ好き以外にはちょっと濃すぎるかもしれない。デザートというか、これはチーズそのものではないか?と思うくらいのものだ。事実、妻は「甘くない・・・ちょっとしょっぱい」とまで言い出すくらいだ。

チーズ好きの人にはぜひお勧めしたい一品である。
なお、トーラクの上記ページでは購入したデザートのバーコードを利用して神戸プリンが当たるアンケートを行っている。私は気付くのが遅れてすでに捨ててしまったが、次は忘れずに申し込まなければ!
妻から「次はいらない」とか言われそうではあるけど。。。

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている

先日の「結局”仕組み”を作った人が勝っている」の著者二人が送る第二弾。「やっぱり”仕組み”を作った人が勝っている」を読んだ

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
荒濱 一 高橋 学
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前作に引き続き、内容の骨格は成功者たちによるケーススタディになる。
ただ、著者も前作と同じようにただひたすらにケースを紹介しているわけじゃない。今回はインタビューした成功者たちの本の主題である”仕組み”が何のための仕組みなのか。何を重視した”仕組み”なのかに関して9つのポイントを上げている。

  1. 複製
  2. 他力
  3. 多面
  4. 継続
  5. 分身
  6. 標準
  7. 法則
  8. 即効
  9. 論理

以上の9つのポイント。これらに関しての事例をあげることでその有効性を説いている。
本書で紹介されている成功談。これらは前作と同様、おいそれとまねできるものではないし、ましてや同じことをしたとしてもすでにこれらのマーケットでは彼らに勝つことはできないだろう。
その意味で考えても、9つのポイントをもってどう生かすのかが本書を生かすポイントになるのだが…よくよく考えてみると、これらの仕組みはそれほど特別でないように感じる。これらは結局のところいわゆる”仕事術”に通じる内容なのだ。

仕事術とこれらの仕組み

では何がその辺の仕事術と違うのか。
著者の両氏が、この取材対象として選んでいるのはいずれも企業家(投資家もいたが)であり、その誰もが”ほぼ全自動で収入を得られる仕組み”を手にしている人ばかりである。つまり、ここでは世間に出回っている”仕事術”とは一線を引きたかったのではないだろうか。
この事に関してはPart1で

いかにしてこの「仕組み」を作り上げ、いわゆる「ラットレース」(ハムスターが回し車の中を走り続けているような状態)から脱出するか(P.23)

としている。
題名にもある著者が言うところの”勝っている”とはそういう状態なのか。幸せや平和の定義を挙げだすときりがないのだろうけど、ここまでインタビュー対象を選んでいるのだからそういう考えを持っているだと思う。
まぁ、それを論ずるのは本書の意図するところではないのだろう。
彼らの成功は決して結果的に仕組みがあったわけではなく、明らかに成功するために仕組みを考えて成功したのだろうから。その”仕組み”という考え方に関しては起業だけでなくあらゆる場面で役に立つのだろうから。何にこのツールを適用するのかは読者次第なのだ。

結局「仕組み」を作った人が勝っている

荒濱一、高橋学著。「結局”仕組み”を作った人が勝っている」を読んだ

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本書は、著者の両氏がこれまでに様々な”仕組み”を築いて成功してきた方々に話を聞いていく形の内容になる。取り上げられている”仕組み”は様々な分野にわたり、すでにその分野ではある意味確立した存在になっているがためにその内容をそのまま使う事が出来るわけではない。
そういう意味で、一つの例。ケーススタディとしての役割を本書は持っている。最初手に取ったときは「ただの自慢話」で終わってしまわないか少し不安ではあったけど、数々の”仕組み”というか、そもそも”何の仕組み”を作るのかという点においていくつかの気づきがあったのでまとめておきたい。

リスクを最小限に抑える

何かを行う上で、リスクというものはできるだけ抑えなければいけない。それはもちろんわかっているつもりなんだけど、”そもそも何をリスクとして考えるのか”というのが問題になる。
本書で取り上げられている”仕組み”所有者たちはその視点がいいのだろう。
自分自身はマッチングを行うための”場”を提供するだけにとどめ、”場”で行われる内容に関しては基本的にノータッチなマッチングビジネスを手がける奥山氏をはじめとして明確に線を引いたりする。また、商品を売るにしても、在庫が0の状態を可能にするドロップシッピングという手法に着目をした富田氏。
何であればビジネスとして成り立つのかという着目点だけでなく、それをどう生かしていくのかという”仕組み”を作り上げることが重要なのだろう

利益を確保する

アイディアがどれだけ優秀であっても、成功しつつあるビジネスモデルに関しては常に追手が来る。また、マッチングや紹介業のような間に入るビジネスモデルの場合には、直接取引をされてしまい、自分自身に利益が入らなくなってしまう事も考えられる。
また、あまりに厳しい契約内容にしてしまうと敬遠されてしまう事になるかもしれない。

彼らに共通する事は、win-winの関係を築こうとするところではないだろうか。自分自身だけでなく、相手にも利益がある”仕組み”を用意する。
相手に出資するだけでなく、繁盛するようにコンサルティングを行い売り上げに応じてコンサルティング料を手に入れる甲田氏。契約した場合には無料でホームページを作成する事によって顧客に対しても貢献する近藤氏。
ここには多くの場合先行者の、パイオニアとしての実績がものを言うのはもちろんなのだが、ただ”荒稼ぎ”するだけでない彼らの視点が何よりも大事なのだろう

仕組みってこういう事ばかりじゃないのでは?

さてはて、いろいろな方のいわゆる”成功談”を見てきた本書ではあるけど、どうだろう。
色々と確かに気付かされたことはある。この人たちはここまで考えていたのかー!って言う事はもちろんあるんだけど、何をもって”仕組み”としているのか。
また、その”仕組み”がなかったらどうなっているのかも面白いことだ。たとえば、明確に線を引いて自分自身にリスクを背負わないことは確かに大事だ。ただもしかするとそこにもビジネスチャンスはあるのかもしれない。そんな考え方もできるはずだ。
本書で終始しているのは、”いかに自分が最小限の動きでお金を稼ぐ仕組みを作るか”だ。考え方としては、仕事以外に楽しみを見つけ出したり、その時間を別な事に使いたいと考えている人が対象になるのだろう。本書でたびたび登場する本がある

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ
筑摩書房
売り上げランキング: 78

実はこの本、恥ずかしながら私はまだ読んだことがない。なので言及することはできないが、”仕組み”は何もこういうった内容以外にもあるはずだ。
本書には第2段が存在し、手元に既にあるのでこのあたり、答えが何かしら出てくれればと楽しみにしている。