月別アーカイブ: 2009年2月

高血圧を克服しろ!!

何度か書いているのですが、最近血圧が少し高めです。
慢性的に寝不足気味と言えば寝不足気味。ただ、それは昔からだから~と考えて食生活に気をつけるようにして早数か月。一時は150を超えた血圧も、今日測ったら136でした。
実は130代から下がらないです。。。
せめて120代の安全圏に早く達したいところなのですがここからが下がらない。太っているわけではないので、運動をいくらしたところであまり効果はないように感じるし。。。うーむ、あとはどうしたものだろうか。
というわけで。。。

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4週間チャレンジしてみます

血圧に、4週間チャレンジ!胡麻麦茶
http://www.suntory.co.jp/softdrink/gomamugicha/

というか、実を云うと本当は「すごいぜ胡麻麦茶!血圧下がったよ!」っていうエントリーをしたかったのですよ。すでに実は飲み始めて2週間経過しているんですよね。。。
この”4週間”というのに意味があるのかどうかは別として飲み続けてみたいと思う。

決して!
決してキャンペーンの景品目当てじゃないんだから><

RSSリーダーの乗り換えは実は簡単だった

livedoorからは未だ応答はない。
乗り換える事を決めたわけじゃないけど、livedoor Readerから別のRSSリーダーへ移行する方法がわかったのでメモ。

livedoorリーダー → Googleリーダー

livedoor Readerへログインして、右上の”設定変更”をクリック。「データのエクスポート」を選んでOPML形式のフィードリストを保存する。

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その後、Googleリーダーを開き、これまた右上の”設定”をクリック。「インポート/エクスポート」から先ほどのファイルを指定して”アップロード”を押せば終わり。

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Googleリーダーからlivedoor Readerに対しての移行も同じようにできる。なんだ、簡単じゃないか。フィード数がいくつあろうがこれで関係ないな。

どうやら主要なRSSリーダーはこのOPML形式のインポート/エクスポートをサポートしているようだ。もちろん、「goo」もサポートしていた。ちなみに、「infoseek」はインポートのみのサポート。ちょっと意地悪だ。

OPMLって何さ

ちなみにこのOPMLという形式。RSSフィードをやり取りする目的ではなくて、文書のアウトラインに関して定義するためのものらしい。仕様書やプレゼンテーション資料とかとか。OPMLそのものの仕様はこちらにある

OPML 1.0 Specification
http://www.opml.org/spec

XMLベースの形式でアウトラインの要素に、タイトルや日付。オーナーの名前、電子メール等を含んでいる。RSSのフィードリストとしてこれを使用するようになった経緯は不明だけど、ある目的においてフィードを集めておいて、それを公開するなんて事をしている人たちもいる

RSSフィード集 (C#とVB.NETの入門サイト)
http://jeanne.wankuma.com/knowledge/opml/

なるほど、こういう形でまとまっていると目的別にRSSリーダーを持つのも面白いかもしれない。上記サイトでは@IT会議室やMSDNフォーラムに関してのフィードリストが出ているがおそらく自前で作ったものだろう。
となると、そもそもの提供元である@ITやMSDN側が目的別や関心別(C#やJava等の言語別やWEB等のプラットフォーム)にフィード集を用意しておいてくれれば。もっといえばそれらを組み合わせて登録できるようなサービスが提供されれば思わぬ拾いもののフィードを目にする事が出来るかもしれない。
RSS集という名目で、フィードへのリンクをひたすらに集めているサイトがいくつかあるが、あれは一つずつ登録していかなくてはいけなくとても苦労。こういう形での配布が望ましい…って言ってもどれだけの人がインポートできるかわからないからまだ難しいのだろうなぁ。私も今回の事がなければ知らなかったし。
面倒に感じていたフィード移行がこれで楽にできるとなると、あんまり我慢する必要ないなぁ~。

RSSリーダーによる表示の違い

最近、人のブログを読んでいると、ものすごく改行が多く感じる。
読みやすさを考えての行動だとは思うけど、あまりにも改行が多い。多くて多くてスクロールが面倒。もう大変だよ!何とかしてくれー!って思っていた。ただ、実は書いてる側は改行を入れている意識がない場合もあった

書き手の意図に反する表示

少し前にも書いたけど、私はブログであれば閲覧にRSSリーダーを使っている。使っているのはlivedoorReader(http://reader.livedoor.com/reader/)。全てのブログが~というわけではないようだが、livedoorReader+IEでブログを見ると、本来行間がない場合にも一行挿入され、一行しか間があいてない場合にでも3行も行間が空いてしまう現象が起きている。これでは大変なわけだ。
この現象は手元で確認したところFireFoxとGoogleChromeを利用してlivedoor Readerを閲覧した場合、GoogleのRSSリーダーを使用した場合にはIEでも問題ない。ただし、IEではIE8(RC)を利用しても同様の結果になる。つまり、livedoorReaderのIEに対するバグである可能性が高そうだ。
また、全てのブログがそうなるわけではなく、わかっている範囲ではAmebaブログとSeesaaブログで見られる。
行間を開けたほうが良い・悪いという話に関しては読み手の好みに左右されるものだけど、少なくとも書き手の意図と反する形で閲覧されることは間違いなく悪いことだろう。

livedoorReaderを使っていてこれ以外に不便はないのだが、この大量のスクロールが必要なブログは正直読みづらい。スクロールバーが巨大になっている割に、改行ばかりで中身がないとなると、ちょっと読むのが大変。疲れているときは読み飛ばしてしまう。
かといって、他のRSSリーダーへの移行もフィードを一々登録していかなければいけない事を考えると面倒だ。
IEをやめてFireFox等にすればいいじゃんという声はもっともなのだが、MS関連ページを見ることも多い駄目にIEのほうが都合がいいのだ。
というわけで、livedoor側に一報を入れることにした。直してくれないかな。

RSSリーダーの切り替えは面倒だよね

今回、とりあえずlivedoorに一報を入れて反応を待つことにしているが、場合によってはRSSリーダーを乗り換えることも検討しなければいけないだろう。
改行が入る程度とはいえ、画面に表示されただけで大体全体が読めるくらいの分量をひたすらとスクロールしながら読むのは正直面倒だ。
とはいえ、他のRSSリーダーに乗り換えるにはフィードをもう一度登録し直さなければいけない。現在、liveoodrReaderに登録しているフィードは60個。この60という数が多いか少ないかはわからないが、場合によっては頑張らねばいけないだろう(実際のところこのフィード数は多いほうなんだろうか?それはそれで気になるものだ)。
フィードをどこかで統一して管理。そこから読み取ってくれるようなサービスになってくれれば一番楽でうれしいんだけど。RSSリーダーをポータルサイトの呼び水のように配置しているところが多いのでなかなかこれの実現は難しいかもしれない。

さて、乗り換えるとしたらどこか

会社と家で読むので、RSSリーダーはWEBにフィードを登録しておけるものに限られる。そうなると、

  1. livedoor Reader(現在使用中)
  2. Googleリーダー
  3. goo RSSリーダー

等々、他にも数えていくときりがないくらいある。
ちらほら見ていて、意外といいかな?と思ったのがgoo。携帯から見られるという事はAdvanecd/esからでも見られるかもしれない。実はlivedoor ReaderはAdvanced/esからだと正常に表示する事が出来なかった。これはJavaScript、Ajax関係に対応がうまく取れてないためだろう。
gooがその問題を解決してくれるのであれば、一考する余地はある。ただ、あちこちとサービスの提供元を替えていくと、それはそれで面倒なのが問題だ。
GoogleリーダーはもしかしたらMobile向けにも用意してくれているのかもしれないが、軽く見まわした限りでは見つけることが出来なかった。

って調べていたらlivedoor ReaderにもMobile版が用意されていた。

RSSリーダー Mobile版
http://reader.livedoor.com/guide/mobile.html

ううむ。直してください。。。

子供が家にやってきた

出産のために実家へ帰っていた妻が息子を連れて、昨日帰ってきました。

我が家はすでに戦場と化しています。

やばいこれは想像以上だ。少し甘く見ていた。
お腹がすいていたり、おしめを好感してほしくて泣く場合もあるけど、そうでない場合にも泣き続けている。泣き続けるというよりは、感情の起伏が大きい?ように感じる。笑っていたかと思えば泣き出したり、泣き出したかと思えば寝てしまったり。ころころ変わる表情は可愛くもあり余裕のないときには滅入ってしまいそうだ。
一生懸命あやしているんだけど、それでも泣き続ける子供を見るとちょっと悲しくなりますね。あぁ、どうしてわかってくれないのかと。泣くのが子供の仕事。とはいえ、自分のあやしている行動が必ずしも報われない。これに対して悲しい思いを抱いて、それが溜まっていくときっとノイローゼになるのだろうなぁ、とふと思ってしまいました。

こうして書いてる間も何度も中断しながらです…。うむむ。
そして


明らかに妻に負けている…

くっ。バトンタッチしたらすぐに黙りやがる。チクショー

考える力がつくフォトリーディング

以前フォトリーディングに関する本を読んでみたものの、いまいち身についた感じがしない。頭に入っているけどフォトリーディング本で書かれているところの”既視感”って奴を味わったことがない。ただ単に頭に入ってないだけなのかもしれない。
という事でもっと簡単にわかりそうなものを読んでみた。

考える力がつくフォトリーディング
山口 佐貴子 照井 留美子
PHP研究所
売り上げランキング: 951

フォトリーディングとしての基本的なフレームワークそのものは変わらず(当たり前)、それを子供に教えるために書かれている本。「PHOTO READING FOR KIDS」なんて書いてあるし。
本の読み方を子供のころから身につけておくことによって、早い段階からの学習効果を期待している…というよりは、フォトリーディングを身につけた人の「もっと早い段階でこれを知っていれば!」という思いから来たのだと思う。
自分が勉強の大切さをあとから身をもって知って、教育熱心になる構図が見え隠れしないでもないが。。。

以前読んだ、「あなたもいままでの10倍速く本が読める」と比べると、子供向けという事もあってかなり分かりやすく書いてある。純粋にフォトリーディングの技術だけを学びたいのであればこちらでもいいのかもしれない。
社会人としての日常生活への応用。また、グループでディスカッションしたりする等の事例に関してはさすがに本書では取り上げられてはいないが、新聞や小説への適用例やマインドマップに関しても軽くではあるけど触れられている。

私が本を読むのは通勤電車の中なので、どうしても雑音が入る。朝はそれなりに静かな時もあるのだけど、帰りはひどい場合には大騒ぎしている連中まで居るんだよね。この中でいかに集中する事ができるのかも合わせて訓練していかないといけないなぁ
既視感は本当に味わえるのか??

ソフトウェア開発未来会議

以前ご紹介した(id:krote:20090212)ソフトウェア開発未来会議へ話を聞きに行ってきた。会議の形式としてはパネルディスカッション。登場したのは

・東証コンピューターシステムの松倉氏
・イーストの下川氏
・アプレッソの小野氏
・アークウェイの森屋氏
・ジャーナリストの新野氏
・デジタルアドバンテージの小川氏
http://www.developerscafe.jp/future/offline/index.html

の面々。最近よく見かける方々がいる。
アークウェイの森屋氏は最近よくこういう場で見かけるようになった。最近見かけるようになったのはただ単に私がそういう場に行くようになっただけなのかもしれないけど。イーストの下川氏はWindowsAzureを使用したサイト(TORIPOTO(トリポト)を作成したという事でTechDaysで紹介されていたので知っていた。アプレッソの小野氏はブログ(http://blog.livedoor.jp/lalha/)も有名だしね。
というわけでどんな話が飛び出るか楽しみで行った

話題の中心は

今回、パネルディスカッションで話される内容として事前に予定されていたのは

  1. 世界不況に対して
  2. クラウドコンピューティング
  3. これからのソフトウェア開発は

という3つのテーマが挙げられていたわけだが、2時間半(30分延長)の時間の大半はクラウドコンピューティングに対して向けられた。
時流というかなんというか、しょうがないといえばしょうがないのかもしれないが3番目のテーマに関してこの面々が経営者の視点からどう考えているのか。今後、どういう風にしていこうと考えているのかを楽しみにしていただけに少々期待はずれだった。
まぁ、軽食ありの休憩を含んだ時間という設定で、この3つすべてに対して2時間では全然足りないということだろう。クラウドコンピューティングに対しての議論がそれだけ白熱したという事もあるのかもしれない。ただ、それぞれの見解や立場の相違から議論そのものは随分と変な方向性を向いてしまっていたのではないだろうか。
確かにクラウドに対しての不安や危惧は尽きないものだけど、それを論じるために集まった訳ではないのではないだろうか。可能性を語る上で危険性に目を向けなければいけないのはその通りなのだけど、限られた時間の中で本来の目的である”幅広い視野に立った将来設計へのヒント”を達成する方向で論じてほしかった。

個人から見たクラウド。組織から見たクラウド

今日一番の収穫だったのは個人から見たクラウドに対する視点だったように思う。
これは、いわゆるiPhoneのAppStoreのように、個人が提供するソフトウェアの一つの形態として成り立たせることを容易にするのかもしれない。
これまで、アイデアはありながらも公開サーバー等を自前で所有・維持する事が出来ないゆえに埋もれていったソフトウェアの提供。これが、たとえばWindowsAzureのような環境を利用する事によって随分と敷居を下げることができるのではないだろうか?企業に勤めていながら、起業というリスクを負わなくても実行できるのではないだろうか?
ちょっとぐらっときた。
なるほど、この視点でAzureを見てはいなかった。まだWindowsAzureの価格設定が出てきていないので実際のところはわからないが、正直”企業向け”という位置づけでしか見ていなかった。もしそういう見方が可能ならば色々とこの界隈は面白い事になるのかもしれない。レンタルサーバーとの違いって奴を見せてほしいものだ。

一方で、組織。つまり企業がクラウドに対してソフトウェアを提供する事に関しては意見は別れた。
クラウド上にこれまでオンプレミスの環境で構築していたサービスを乗せるとなると、対象とするシステムによってその容易さや考慮する内容というものは変わってくるはず。
コンシューマ向けのサービスに関して言ってしまうと、比較的容易であると思う。さらに、サービスの提供期間が短かったりする場合には初期コストを考慮するとクラウドを使用したほうがコストの削減になりそうだ。ほら、芸人のサイトなんていいんじゃないだろうか。2年くらい持てば人気が…。
ただ、企業内のサービス。特にミッションクリティカルな内容になると、“少なくとも今は”難しいように思う。クラウド上のサービスはインターネットありきなので、何らかの回線不具合があった瞬間にどうしようもなくなってしまうのだからだ。手元にデータも何もないので手の打ちようもなくなってしまう。
結局のところ、これらの技術動向に対して、法整備や環境が整っていないのだと思う。ミッションクリティカルな内容になれば必ず日本の企業は”誰が保障するの?どこに訴えればいいの?”ってなるし、個人情報を扱うとなると”プライバシーマークやISMS取ってくれてるの?”となる。もちろん、それらはいろいろな問題を考慮して作られたものであるので否定はしないけどね。しまいには”データは日本にないと駄目だよ”とか言い出しそうだ。
まだまだこれからこれから。どう考えていくのかを考えていかなければいけませんね。

これからの会議

ソフトウェア開発未来会議が、今後どういう話の方向性をたどっていくのか。2回目のオフライン会議があるのかはわからないが、クラウドに限らず話を進めていってほしいと思っている。”ソフトウェア開発者”は別にWebやっている人ばかりではなく、組み込みの開発者もいればローカルのアプリケーションの開発者もいるわけだし。
これだけ目まぐるしく技術内容が変化し続けている業界において、この会議に参加されている経営者の方々がどう考えているのかは気になるところだ。
自分を含め、考えていかなければいけないだろう。

あぁ、また長々と書いてしまった。。。

新版 バフェットの投資原則

ジャネット・ロウ著。平野誠一訳の「バフェットの投資原則」を読んだ

[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか
ジャネット・ロウ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 50604

目的

今年、改めなくてはいけない事に投資がある。
まぁ、株式市場全体がへこんでいる中で凹んだ所でそれはそれでしょうがないじゃない?って見方ができなくもないけど、それにしても立ち回り方が悪かった。
いわゆる、投資に対して情報は仕入れているかもしれないけど、情報を活用したり分析。そして自分の中で基準や原則といったものがなかったことに大きな原因があると思っている。まぁ、流されるままに動いてしまったりしていたんですね。
そういう事もあって、タイトルに惹かれてしまい購入。何かしら今年、市場と向き合っていく中でのヒントになればと思ったのだ。

タイトルからするとなにやらバフェット氏の投資原則というか投資方法だったり、”株式市場で勝ち抜くためには!”みたいな事が書いてあるのかな~って思ったけど全然違った
本書は、”投資原則”というよりも”バフェット語録”とでも言ったほうがいいのではないだろうか?バフェット氏の言葉と、その場面に関しての注が付いている形になる。純粋に株式市場で勝ち抜くためのテクニックを学びたい人に対してはあまりお勧めができない。
私自身、この本を読んで確かにバフェット氏の投資原則というものは何となくわかった気がする。ただ、それを自分でできるかと問われると今の自分には難しいとも感じた。
ただ、その中でもバフェット氏の姿勢に関して学ぶべき点はいくつもあり、その中のいくつかをあげてみる

ひたすらに調べ、考える

目をつけた企業の年次報告書を読み、次にその企業のライバル会社の年次報告書を読みます。(中略)いろいろな会社をひととおり調べてから、詳しい知識を得るために何冊か本を読みました。そして年次報告書を読み、保険の専門家に話を聞き、可能な場合には経営陣にも会って話を聞きました…(P53-54)

投資をするというのはここまでするものなのか。バフェットの投資原則としては「損をしない」事が第一にある。それをかたくなに実践するにはこうなるのかもしれない。
自分が投資をする際にここまでできるのか?と言われると、なかなか難しいものがあると思う。専業でやるというのは。人のお金を預かってやるというのはそういう事なのだろう。この姿勢は何も投資に限らず、日々の仕事でもいえる部分はある。お客さんからお金をもらって働いている。そういう意味で全く同じなのだから。
さて、自分にそこまでできないのであればどうするのか。株式投資から足を洗うのか、それとも投信を利用して専門家に任せるのか。専門家に任せる手も一つだけど、「じゃぁ誰に任せるの?」という事になるとまた難しい話になる。
それならば・・・自分が思ういくつかの分野に関しての知識を身につけて考えていくのがいいのかもしれない。少なくとも、年次報告書を見比べたりそういう事はすぐにでもできる話だ。取り入れていくことにしよう。

私はいつも、その会社全体を所有しているつもりで考えています。その場合に私がとると思われる方針を、経営陣がそっくりそのままとってくれるのであれば、私好みの経営陣だと言えます。(P106)

年次報告等から、その企業が何を考えているのかを読み取り、それに賛同するのであれば投資する…と、いうわけではない。自分自身がまず、自分が経営しているのであればどうするのかを考えて、照らし合わせる。
これを実践するとしたらやはり、その業界に関しての深い知識がいるだろう。もちろん、マネジメントという意味においては共通する部分も多いだろうが。
経営者の視点。業界の今後を見据えた行動。
それらの考えを少なくとも今、私は持っていない。ならばどう鍛えていこうか。

NextStep

まず、財務・会計に関しての前提知識が足りない。これは今年の一つの目標として掲げてある簿記の勉強を通じながら身につけていく。
そして年次報告を。自分が保有している・保有したい銘柄だけでなく、ライバルと思われる銘柄のものもチェックをして考える事を実践する。そしてその業界に関しての知識を合わせて吸収していくようなStepを踏んでいこう。
うむむ、やる事はいっぱいだな

資格の価値は

Microsoft社が提供している資格、MCTSの「WindowsVistaのクライアントの構成(070-620)」を受けてきた。結果としては無事に合格。実は以前、なめてかかって失敗しただけに少し安心。今回は半分意地になって受けてしまった。
Windows7が今年に出てくるかもしれないことを考えるとちょっと微妙かもしれないが、Windows7はVistaの流れを汲んでいるので無駄にはならないと判断した。
このあと、2008トラックにあたる資格を取り続け、上位資格であるMCITPへ進むことができればと考えている。いつも面倒臭がって途中でやめてしまうので今年はしっかりと気を引き締めていこう。

MCPプログラムとは
http://www.microsoft.com/japan/learning/mcp/mcp_program.mspx

資格の価値は

MCP資格はMicrosoft社が提供しているので対象範囲はMicrosoft社製品に限られる。つまりMacやLinuxにその知識を適用することはできない内容になる。そして、いわゆる”名称独占資格”なのではっきり言ってしまうと持っていようが持っていまいが、できることは変わらない。Microsoft社が掲げている特典も

  1. マイクロソフト製品と技術に関する高い評価が受けられる。
  2. MCP メンバー サイトにて、いち早くマイクロソフトの技術と製品情報にアクセスすることが可能になる。
  3. 技術トレーニング/セミナー、特別イベントなどへの招待または、割引受講招待が受けられる。
  4. TechNet サブスクリプションの会費が初年度割引となる。(対象資格を取得済みの方)
  5. マイクロソフトプレス書籍の優待販売版。

くらい。高い評価が受けられると言っても、その評価を下す相手がMCPプログラムに対しての理解を持っていないと意味がない。それを考えると、本が安くなる(10%割引)程度ではないだろうか。
MCPに限った話ではなく、OracleマスターやCCNA。その他ベンダーが提供している資格は、ベンダーの製品に依存している。しかも製品のバージョンアップに合わせて資格もバージョンアップさせないと、持っている意味が微妙になってしまう。その知名度こそ違うものの、これらの価値というものは結局のところ自分で見出していく必要があると思う。

そういう意味で考えると、IPAが提供している情報処理技術者試験であれば”一応”国家資格であるし、特定のベンダー製品に左右される内容ではないので応用は効くのかもしれない。逆に言ってしまうと、応用するための”基礎・基本”なので取ったからと言って何かができるようになるわけではない。”実践力”という意味ではベンダー提供の資格のほうが有利だと思う。

取得の動機と企業にとっての価値は

これらベンダー資格を取る人の理由や、どこに価値を見出すのかは人それぞれだ。取得する動機としては

  1. 業務命令
  2. 会社からの報奨金(一時金・給料UP)
  3. 転職・就職を有利にするため
  4. 知識の習得・整理・確認

みたいな理由があるみたいだ(http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/career24/data24.html)。情報処理技術者試験のような国家資格であれば報奨金制度が整っている会社も多いが、ベンダー資格に関しては整備はまだまだ。各ベンダーとパートナーにある会社であればメリットはあるかもしれないけど、それ以外の会社にとっては今のところ魅力は少ないと言えるのかもしれない。逆に、それら資格の有効性を認識して評価してくれる会社への転職に動く人もいるみたい。
私の勤めている会社に関して言及してしまうと、これら資格に多少の理解はあったのだが、昨今の不況でこれら資格に対する助成制度は凍結されてしまった。まぁ、これまでMCPやソフトウェア開発技術者試験等は自費で撮ってきた私にとってはそれほど気持ち的に変わりはないんだけど、これからの取得を考えていた若手に関してはちょっと精神的な壁が上がってしまったかもしれない。ちなみに私は「会社に取らせてもらったわけじゃない」と言う、なんとも根性のねじ曲がった理由で当時取得している。B型はどんだけツンデレなんだ。
助成制度をやめたところでそんなに大きくお金が動くとも思えないのだが…。それより、技術力が低下していくことのほうが、よっぽど問題になるのではないかと考えている私は心配性なだけであろうか(実際のところ制度の有無にかかわらず受ける人は受けていくだろうが)。

どう向き合っていくか

結局のところ価値を自分で見つけていくしかないのであれば、それ相応の動きを見せていくしかない。取得した時点で終わりではなくて、そこで習得・整理・確認された知識・技術をどう日常の業務へ適用するのかを考え、実践していかなければ意味がない。
もちろん、これから通常の業務を行っていく中で勉強した内容が生かされる場面が出てくるかもしれないが、自分から出来ることを探していかなければせっかく習得したスキルを発揮できないのではないだろうか。
具体的に何ができるのか。Windowsに関することであれば社内の各端末設定や新規端末の展開に対しての業務に合わせて行動ができるかもしれない。社内に勝手にサポートチームを作ってしまうのも面白そうだ。そのような部署があるのであればそことのパイプ役や、移籍も考えてみてもいいかもしれない。
MCP資格の問題は、企業規模や場面は特定されるもののケーススタディ的な試験問題が多いので、稀にそのまま適用できるケースもあるだろうし。
MCPやOracleマスター取得を部下に紹介・薦めている以上、業務としては非公式だが、そういう組織を結成してしまって、あとから認めさせ、さらにはこれら資格に対する認識を改めさせる方向へ持って行けないだろうか。このあたりを自身の資格取得と合わせて考えていかなければいけない。

余談

それにしてもMCPの問題文。あれはもう少し何とかならないものだろうか。おそらく、原文は英語でそれを訳して作られているのだろうけど、厳密に言うと答えがないような問題がたまにある。日本語的におかしいものだとか。問題に関してはNDA(機密保持契約)があるのでそのものズバリを書くことはできないが…

AさんはBさんと会うときは赤い服を着ることにしている。Cさんと会うときは黒い服を着ることにしている。
今日は何の服を着ているでしょう

お前、だれと会ってるんだよ!!と、突っ込みを入れたくなる。何となく、答えの一覧の中から問題が本当は何を問うているのかは想像がついたので選んだ。これはまだ序の口で日本語としておかしい場合もある。ちゃんと問題作ってくれ・・・

ある冬の日のジュテームスープ

今日はとても暖かい一日でしたね!
今日はバレンタインデーという事もあってあちらこちらでイベントがあったりと盛りだくさんだったみたいです。いかがお過ごしでしたでしょうか
本当はあちらこちらに出かけたいところでしたが、家の掃除を今週末に完了させなければ私の命が危ないので今日は家で掃除をしたりあれこれしていました。はい、来週妻が子ども連れて帰ってくるので。

朝、テレビをつけたらNHKで食彩浪漫という番組がやっていました。そこで取り上げられたのは「ある冬の日のジュテームスープ」。小川糸という作家の方が出演されていて、その方の著作である「食堂かたつむり」の中で出てくるメニューの再現でした。

“時間が育てる”料理と小説 (NHK 食彩浪漫)
http://www.nhk.or.jp/shokusai/week/20090214/index.html

野菜たっぷりのなかなかおいしそうなスープでした。味付けに特別なものはなく、食材に関しても結構自由度が高いスープですね。サイトにも書いてあるとおり、相手によってレシピを替えて出している食堂かたつむり。
ちなみに”ジュテーム”とはフランス語で”愛している”らしいです。本の中では女子高生が両想いになる事を願って注文し、主人公が作った料理です。

食堂かたつむりとは

食堂かたつむり
食堂かたつむり

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この食堂かたつむりという本。私は読んだことがあるわけではありません。実は、昨年巣鴨で行われたMixiコミュニティ「山の手の会」のイベントでこの本を紹介している方がいたのです。紹介した方も別に熱烈に「良い!」と言っていたわけじゃないんだけど、本のタイトルが気になり、その後に書店でも何度か見かけていたので頭に残っていました。
アマゾンのレビューを見るとかなり好き嫌いで分かれそうな本のようですね。女性の方には比較的人気があるような傾向が見えます。絵本感覚で読むといいのかもしれませんが、私自身は読んだことがあるわけではないので詳しいことは書けません。
ただ、そんな縁ある作品だったので思わずテレビに見入ってしまいました

というわけで

作ってみることにした。

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材料はレシピを見ながら

カボチャ
大根
キャベツ
レンコン
玉ねぎ
ネギ
かぶ
クレソン

としてみた。もう少し季節っぽいものを入れてみたかったけど、あまり”これだ!”と思うような野菜がなかった。正確には安くなかった。基本的な作り方はNHKのサイトに書いてあるけど、だいたい適当に煮込んでいく感じ。時間はわからないがちょっと長めに1時間近く煮込んでみた。ひたすらコトコトと。
使っている鍋はSTAUB(ストウブ)。ちなみに食彩浪漫でもSTAUBを使っていた。決してルクルーゼではない。こういった煮物を作るのにはとても適していて私は愛用している。難点は重いこと。ただ、重いと言ってもルクルーゼとそんなに重さは変わらないと思うのだが、妻はそれを理由に使ってくれない。ちょっと悲しい。私は見捨ててないぞ!

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ミキサーでとろとろにするのがレシピなんだけど、うまくいかなかった。そもそもハンドミキサーがうまく扱えなかった(家にあるにはあるが、妻のものでかきまぜるのに使っている。たぶん、刃を替えないといけないんだけどどこにあるのかわからなかった)。そのために仕上がりは材料の形が分かるような感じになった。ミキサーはきっと失敗することを予想して、あらかじめ細かく切っておいたのは正解だった。

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今日の夕食は、かぼちゃの煮物。春菊の白和え。そしてジュテームスープ。さらにここに写っていないが、さんまの味醂干しを焼いたものが入る。
ジュテームスープは野菜からの味がかなり染み出て美味しく、そしてかなりのボリューム感があるスープになった。超具だくさんだ。味付けはコンソメ2つだけで、その他には何も入れていない。純粋に野菜の味付けになる。いいじゃないか。いいじゃないか
春菊の白和えもなかなかおいしくできた。以前作ったときは少し水っぽくなってしまったけど、しっかりと豆腐の水を切って作ったらかなりいい感じに仕上がった。やはり基本に忠実な作りがいいんだな。横着はいけない。

気をつけるポイント

ジュテームスープは季節の野菜に何を入れるのかがポイントになる?今回はレシピにあったカボチャとレンコンを選んだけど、何が合うだろうか?スープに合うもの…。
いずれにしても、量使うわけじゃないから、ここで何を選ぶのかが難しい。今回、かぼちゃを選んだのは余った部分で煮物を作る事が出来るから。かぼちゃの煮物は最近本当によく作るレシピだからあまり困らない。レンコンは見切り品で安かったから。見切り品は重要ですね。うん。

ジュテームスープ
バレンタインデーに・・・家で男一人・・・ジュテーム・・・ジュテーム・・・
なんだろう。おいしかったのにこの”やっちまった感”は。
なんだろう

夕食の全体最適化

ZDNetに変な記事が上がっていた

晩飯づくりをプロセスしてみよう!–プロセス志向のキホンのキ
http://japan.zdnet.com/sp/feature/09bpm/story/0,3800092652,20388219,00.htm?ref=rss

何をやり始めているんだ・・・ZDNet。
プロセス志向を鍛えるための題材として夕食の作り方を例にしているみたいだが・・・

  1. 一人暮らしで手元にある材料で作るが鶏肉とかある
  2. 米を研いだりするプロセスはあるが材料はあらかじめ切ってある
  3. 炊飯器がない
  4. でも鍋は3つある

等々、中々前提条件が特殊な気がする。
まぁ、ソフトウェア開発における要求仕様も毎回毎回これでもかというくらい特殊なのでそのあたりは気にしなくてもいいのかもしれない。

意外と使える開発現場のスキル

最近思うのは、ソフトウェア開発の現場で用いられている開発スタイルや考え方というのは色々な場面で適用することができるのではないか?ということだ。
テスト駆動開発を適用して常に味見をしながら料理をするのも一つ。
ペアプログラミングのようにそれぞれの切り方や味付け、次工程を確認しながら料理をするのも一つ。
リファクタリングは・・・。なんだろう。今回のように工程の最適化を考えることがそれにあたるのかもしれないなぁ
適当にエクストリームプログラミングの中から抜粋してみた。
多少強引ではあるけど、考えとしてはそんなに変な考えでもないと思う。つまり、ものづくりという観点から考えてみれば仕組みとしては共通した考え方を持つことができるということだと思う。
つまるところは

って事は

日本が世界に誇っている製造業。そのものづくりの現場で培われた工程というのを少し見方を変えればソフトウェアの開発現場にも適用できるのではないだろうか?また、もっと別な現場からの適用もできるのではないだろうか?
でも考えてみると、日本の製造業の場合はかなりプロセス毎に細分化されて個別の最適化がされているんじゃないかな。ソフトウェアの場合、同じ部品をひたすら作る製造業とは違うので簡単には共通点は見つからないかなぁ
もっと、基本的なことがありそうな木もするけど、実際に現場で働いたことがあるわけじゃないのでイマイチ分からない。仕事上、それらの内容を知っておくのはプラスになると思うので勉強するのも一つかもしれない。
ふむぅ