月別アーカイブ: 2008年11月

孫子の兵法

名前だけは知っていたけど、内容に関してはまったく知らなかった孫子の兵法を読んでみた

新訂 孫子 (岩波文庫)

新訂 孫子 (岩波文庫)

孫子の兵法に関しては驚くほど色々なジャンルが出ている。孫子に関して詳しい解説が書かれていたり、ビジネス上で孫子の兵法を利用するには!ってものもあれば漫画で敷居を下げているものもあるみたいだ。
本書はどちらかというと、そういった脚色や注釈。ごてごてとした解釈を抜きにして孫子の兵法そのまま載せられているのに近い。全体との構成としては

  1. 原文(漢文)
  2. 読み下し文(レ点や送り仮名を付け足したもの)
  3. 日本語訳

という形で紹介されている。
自分自身に置き換えて読んでみると、仕事を進めていく上ではいわゆる倒すべき”敵”や”国”があるわけではないけど、”戦”を仕事。”国”や”軍隊”を会社や部、組織。”将”や”兵”を上司や部下に置き換えて考えてみれば、この太古に書かれた兵書は組織運営においては現代においても読める内容だとは思う。さすがにすべてがすべてというわけには行かないけど。
日本語訳は読めなくはないが、それにしても現代では余り使われない漢字の読み方があちらこちらにあって、スラスラと読めるというわけではない。ただ、読めなくもないって感じだった。
書いてあることは、現在出回っているビジネス書だとかで大体カバーできる内容ではあるし、決して読みやすいと言えたものではないけど一つの文献としては読んでみるのは面白いと思う。読み進めていく中で
知彼知己、勝乃不殆(彼を知りて己を知れば、勝 乃(すなわ)ち殆(あや)うからず
だとか、聞いたことがあるような文言も出てきますし。ちょっと古典を読むのも面白いと思いました。ただ・・・あと2~3回は読まないと正しい漢字の読み方が出来そうにありません。このあたりがネックですね。いやはや。漢字の得意でない私にはナカナカに荷が重かったです

カンゴロンゴ

最近の日曜日、夜はボーっとテレビを見ていることが多いのです

7時:鉄腕DASH
8時:篤姫
9時:NHKスペシャル

そこからはボーっと見ているのですが、多くの場合そのままNHKをかけているのが多いです。そうすると11時から「カンゴロンゴ」が始まる

NHK世直しバラエティー カンゴロンゴ
http://www.nhk.or.jp/kango/

出ている芸能人はダンディ坂野や有吉など、もうね・・・コメントしようがないくらい懐かしいメンバーです。
内容はふざけているんだかまじめなんだかよく分からない内容ですが、それなりに楽しむことができます。
お言葉発射!

一人暮らしですよ

先日、嫁さんが出産予定日を1ヵ月後に控えて実家に帰っていきました。
久しぶりの一人暮らしですよ。うん。いつも夜遅くに帰ってきて、それから嫁の作ってくれたご飯を食べていたんですが今はそんなご飯があるわけもなく自分で何とかしなくてはいけません。うん、大変ね
以前、結婚する前には住んでいた場所の近くに24時間のスーパーがあって深夜にはお弁当が半額になって買ったりもしていたのですが、今住んでいるところはそんな場所はなくせいぜいコンビニくらい。
ちょっと対策を考えておかなければいけない。
とりあえず、今週末は食材の買いだめかな?

え?もう次?

なんだか随分と技術系のお話から離れたエントリーが続いてしまっています。
ともいうのも、最近私の主な仕事はプログラムと管理が1:5くらいの割合なんですよね。そんなわけで新しいものへの調査だとかそんなことからすっかり離れています。

とはいえ、情報だけは気にかけていようと見ていたら・・・・

Update on Silverlight 2 – and a glimpse of Silverlight 3
http://weblogs.asp.net/scottgu/archive/2008/11/16/update-on-silverlight-2-and-a-glimpse-of-silverlight-3.aspx

Next year we will ship our next major Silverlight release — Silverlight 3

なんだか来年にはSilverlight3のリリースを予定しているみたい。早いっす。
現状でSilverlightはまだまだWPFには機能面で劣っている。その点に関してあちこちから要望が出ていてそれがSilverlight3には反映されるのかな?少なくともそういう悶着が続いているうちは、業務アプリのメインとしては使いづらいのかもしれないな。どんどん更新されて互換性がどこかできられてしまうかもしれないし。
とはいえ、技術としてはやはり気になるところ。これも近いうちにβが出てくるのかな~?

ペットが死にそうだ

うちでチンチラを飼っています

チンチラ (Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A9#cite_ref-book_0-5

火曜日まではピンピンしていて大暴れ状態だったのに、水曜日の朝には動けないくらいに弱ってしまっていた。横に倒れてピクピクとしてしまっていた。私は仕事があるので嫁に獣医の下へといってもらって診断してもらうと、栄養失調気味(?)との事。前量ったときには体重が400gあったのが300gくらいに減ってしまっていた。歯が伸びすぎてしまって、あまり食べられなかったのかな?餌は結構減っているように見えていたんだけど、ほとんど下に落としてしまっていたのかもしれない。
直前までがあまりに元気で暴れまわっていただけに、様子の変化に戸惑ってしまいます。小動物はこういうところがあるのが難しいですね。
ただ、点滴を打ってもらったり糖分を補給させたりしているのですが一向に回復しません。なんだか寝たきりのおじいちゃんみたいな状態になってしまいます。ご飯を食べないわけではないけど、体力がないのかずっと横になっていて起き上がれないみたい。

様子を見ながら相手をしているものの、余りの変化になんだか痛々しくて悲しくなってしまいます。あぁ、ペットを飼っているんだなぁと思い出しました。

間違えた・・・・

久しぶりにジョブウェブの朝食会に出席。
しようと思って、前日遅かったにもかかわらず早起きして行ったら今日じゃなかった。

悔しいから紹介してみる

『生産性を上げる5つのシンプルテクニック~1日の仕事の設計法』
http://career.jobweb.jp/company/show/company_id/785/news_id/1046/type/news

すぐその日に効果を発揮させる!という生産性を上げるための設計法講座。設計法という事からスケジュールの立て方やその内容に対する考え方というものを学ぶ場になりそう。スケジュールの立て方に関しては苦手意識が強いので、何かのきっかけになればと思っている。
以前は足しげく通ったジョブウェブ朝食会だが、一時を境に少しの間ご無沙汰していた。いくつか理由があるのだが、それはさておき朝から初見の方々と話をするのは刺激的な事なので機会を見てまた参加していこうと思っている。久々で、上記のアドレスをマジマジと見ていたら

朝食はシェフによる手作りでご用意いたします。
くれぐれも当日の欠席はないようにお願いいたします。

シェフ???
ジョブウェブでシェフってーと安東さんかな・・・・??

うーん、眠いぞ

モダンタイムスを読み終えた

伊坂幸太郎のモダンタイムスを読み終えた

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)

ページ数にして600を超えていたのですが、比較的簡単に読むことが出来ました。技術書もこれくらいのペースで読むことが出来れば私ももう少し知識が・・・
本作は週間少年サンデーで連載されている”魔王 JUVENILE REMIX “の原作である魔王の続編に位置する作品で、魔王に登場する人物も数人出てきます。安藤家にまつわるお話も。

魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

モダンタイムスというと同名のチャップリンの映画が思い出されますが、それを連想させる内容となっています。自分たちはいつの間にかシステムの中に身をおかれ、それに気づき、苦悩し、戦う。

「勇気はあるか」

本作中に幾度となく出てくる”勇気”という言葉。勇気を実行に移す形は必ずしもヒーロー的なものであるとは限らない。それぞれの勇気の形があって、それぞれはそれで一つの道でどれもが正解になりえる。そんなことを感じた。

むっふー。それにしても文庫本ばかり読んでいたので、余りの厚さと重さにちょっと疲れました。

のび太

ドラえもんに出てくるのび太。
あの、枕を持って立っている状態から倒れる間に眠ることができるというすさまじい特技を持つのび太。

今年の新人が就業時間中に眠り続けています・・・。何度注意しても、起こしても数秒後には舟をこぎ始める。どうすればいいんだ。。

だめだ・・・・これがゆとりってやつなのか。。。
のび太は現実にいたんだ。今ここに・・・・・っ!!!

趣味と実利

今日、所属しているバイオリン教室の発表会があった。振り返ってみるとバイオリンを習って大体4年になる
きっかけは何のことはない、”雲のむこう、約束の場所”というアニメ映画を見て「あー、バイオリンもいいねぇ」と思ったのがきっかけだろう。

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

当時。取り立てて私には趣味というものがなかった。あえて言うとすればそれはゲームくらいのもの。仕事がなくなった後に私に何が残るのだろうか?自分の可能性というと大げさなんだけど色々とやってみるのは面白いんじゃないかな、と比較的軽いノリでほぼ即決。教室を探して応募、今に至るわけである。
元々、音楽をやったことがあるわけでも得意だったわけでもない。どちらかというと苦手意識はあったし楽譜も読めたものではないんだけど、それでも「自分とバイオリン」という今まで考えたこともない組み合わせにチャレンジするというのはとても私には魅力的に感じられた。何よりも話のネタになる。

実際に始めてみると、予想以上に苦戦する。自分の手が思うように動いてくれなかったり、音感やリズム感のなさにほとほとがっかりすることも多い。まだ才能だとかそういったものにぶち当たる以前のレベルのような気がしてしょうがないのだが、それでも思っていた以上に壁を感じてしまう。
原因の一つに練習量の少なさがある。平日に練習することはほぼ絶望的な状態で休日を考えるわけだが、休日は休日でなんだかんだと時間はつぶれていく。その中でバイオリンに対して割ける量は短くなってしまうんだけど、これは私の中でバイオリンの優先度というものは決して高くないんだろう。本当にバイオリンが好きなのであればなんだかんだの前に練習しているんだろうし。
バイオリンに限った話ではないんだろうけど、趣味の立ち位置がこの場合問題になる。趣味で得たことやその人間関係が思わぬ効用で自分の生活だとかそういったものを向上させることはよくある話だと思う。仕事ばかりの人生ってやつを過ごしたいと思っているわけでもない。ただ、バイオリンがうまく言ってないときにはこの時間がもったいなくも感じてしまう。「この時間があれば~が出来る」みたいな。
色々と思うところはあったけど、一段落着いたこともあるし少し回数を減らしてどうなるか、気持ちを見極めようと思う。自分は本当にこれがやりたいのか。やり続けたいのか。