月別アーカイブ: 2008年7月

自分自身のプロジェクト

先日お会いした方にお勧めされた、山崎拓巳さんの「人生のプロジェクト」を読んだ

人生のプロジェクト (Sanctuary books)

人生のプロジェクト (Sanctuary books)

たぶん、仕事やプロジェクトを進めていく上での段取り力に対する勉強本になるのかな?サンクチュアリ出版の本は、この本を探す中でいくつか目に掛けましたが言葉メインというよりは写真がメインじゃないか?と思えるくらいいろいろな写真を織り交ぜながら言葉がつづられているのでとても読みやすい作りになっています。

別にそれほど特別なことが書いているわけではないです。段取りに関してや、プロジェクトの進め方に関してのことが書いてあるのですが、基本的なことばかりで、目新しいわけではなす。あまり、手法とかを求めて買う本ではないでしょう
もちろん、自分自身が書かれている内容を完全にできているわけではないですが。

ただ、先にも書いたとおり写真を豊富に使って眼で訴えかけてくる部分があります。そういう意味では非常に読みやすい作りになっているのでお勧めできるかもしれません。

疲れた時に、ふと見るといった感じなのかな。私自身はそんな意味合いで購入しました。

もう少し、この方の本を何冊か手にとって読んでみようと思っています。

訃報:パウシュ教授

すでにあちこちで話が出ていますが、「最後の授業」のランディ・パウシュ教授がお亡くなりになったそうです

Randy Pauschカーネギーメロン大CS学科教授逝く(享年47) (Tech Crunch)
http://jp.techcrunch.com/archives/20080725dr-randy-pausch-carnegie-mellon-cs-professor-dead-at-47/

私が教授のことを知ったのは多くの人と同じく本「最後の授業」です。なので、それまでのご功績に関して何かを言う事はできません。ただ、本やDVDから得た教えはとてもありがたいもので、私自身の今後や、親として何を考えるべきかを改めて教えてもらう事になりました。

ご冥福をお祈りします

スピードハックス!

今度のジョブウェブ朝食会で「スピードハックス」の著者であるシゴタノ!の大橋 悦夫氏とライフハックス心理学の佐々木 正悟氏が講師をするという事であわてて購入し読み終えました。もともと気になってはいたんだけどね。ちょっとひねくれ者根性を出してしまって読んでいませんでした

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

シゴタノ!
http://cyblog.jp/

佐々木正悟のライフハックス心理学
http://www.mindhacks.jp/

本書は、どうやって仕事をスピーディーにこなしていくか。それを心理的な面とそれをサポートするツールの提案という面の両方から迫っている内容になっている。私自身、大橋さんの「シゴタノ!」はRSSリーダーで購読しているのでいくつかシゴタノ!上で取り上げられた内容の振り返りになる部分もあったが、改めて読むことによって身につけたこともある。

とにかく思いついたことをどんどん紙に書いていくことで、そこから芋づる式に具体的な作業を引き出すことができるわけです。…そこで、このような段取りを考えるという比較的負荷の軽い作業を割り当てることで、疲れ気味の夕方の時間を有効に活用することができます。

私は集中力が切れると、思考が散漫になってしまい仕事の効率が落ちてしまう。まさにこれはちょうどいい。というわけで、思いついたことをFreeMind(http://www.freemind-club.com/)を使用してマインドマップに表してみたりもしてみた。改めて思う事は変なことばっかり考えてるな~だった(笑

また、時間感覚に関して

客観的に自分の仕事の進め方を知るという事は、いわば”鳥の視点”で自分の歩みを眺めることになり、仕事に対する自信が強化されます。・・・仕事のストレスを減らすためには、かかる時間を正しく予測するのが理想なのです。

と触れられています。私も早速、本書でも紹介されているSlimTimer(http://slimtimer.com/)を導入してみました。これはタスクリストと、それに対してのそれぞれのストップウォッチ機能を提供するサイトです。今週1週間。これを使用して自分自身を見てみようと試みました。結果は・・・私は思っていたよりもメールの対応にかなりの時間がかかっていることがわかりました。会社内のいたるところから質問や調査以来のようなメールが来るのでその対応に時間がとられていたんですね。この状況を打破するためにはある程度、メールの内容を定型化してしまって、本来時間をかけなくてもいいような内容に関しての対応を省力化していかないといけません。
あと、SlimTimer・・・。いいのですが、タスクに対してのストップウォッチ。押し忘れます。これが一番悲しいですね。せっかくレポーティング機能も持っているというのに。早く慣れたいです。

仕事のスピード、それに限らず、生活のスピードをハックする。そういう意味でも本書はいい参考書になったのではないかと考えています。それだけ自分自身が必要としていたという事でもあるのでしょうね。お二人のジョブウェブ朝食会での公演が楽しみです。

ジョブウェブ朝食会
http://career.jobweb.jp/seminar/tagList/tag_id/1357

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

Silverlight SuberanighTalkに行ってきた

Microsoftで行われたSilverlight SuberanighTalk(スベラナイトーク→滑らない話)というイベントに顔を出してきました。

Silverlight SuberanighTalk
http://developerscafe.jp/

今回はマイクロソフトが主催ではなく

  1. 株式会社アークウェイ
  2. 株式会社アゼスト
  3. NRIネットワークコミュニケーションズ
  4. 株式会社セカンドファクトリー
  5. 株式会社ピーク・ワン

の共催という形で行われました。いつも開催されるイベントとは異なり、なかなかバラエティ溢れる内容になって面白かったです。形式がまず斬新でした

●ルール

  1. セッション時間は10分
  2. 面白いことを基本的に考える
  3. 面白くなかったら(滑った場合)イエローカードが出される
  4. あまりにも面白くなかった場合は時間の前に終了

講演者はなかなかのプレッシャーがかかったのではないでしょうか。内容としてはβな技術にありがちな問題点や不満点もあったり、新技術ならではの面白さの紹介があったりと”勉強会”っていうか、イベントとして面白い試みだったと思います。こういう場合は一部ウケを狙いすぎてしまって難しいですね(^^;

今日一番驚いたのはDeepZoomを使用する場合の座標軸の話。通常のイメージするXY座標と方向が逆だったり、座標の単位が実にわかりづらい仕様だったりともうわけがわからない。これ、知らなかったらすごい苦労するかもしれないな。このあたり、実際にリリースされる頃には変わるのだろうか?それともこのままなのか?そもそも何でこんな風なつくりになっているのだろうか。なぞは深まるばかりです。

ガリガリ君 (コロコロドラゴンコミックス)

ガリガリ君 (コロコロドラゴンコミックス)

さあ、才能に目覚めよう

「さあ、才能にめざめよう」を読み終えた

あれこれと、この手の本を読んでいて、だんだん私の財政状態も危険になってきました。そろそろペースを落とそうか、どうしようかと考えていたらいつの間にか本を購入していました。まだまだ勉強が足りないという事ですね。

この本は、自分自身が本当はどういう人間なのか。自分を成長させるにはどう考え、何を伸ばしていこうかを気付かせることを目的としています。以前、「会社を替えてもあなたは変わらない」を読んだ時に”自分自身の事業計画”だとか”SWOT分析”に関して勉強しました。ただ、弱みに関しては簡単に埋まるもののなかなか自分自身の”強み”に関しては言いづらいものがあります。自分自身では分かりづらく、客観的な意見も聞きづらい自分の強み。これを知ることは自分の今後に大いに役立つことになります。

目次

  1. 強固な人生を築く
  2. 強みを築く
  3. 強みを見つける
  4. 34の強み
  5. 疑問を解く
  6. 強みを活用する
  7. 強みを土台にした企業を築く

膨大な調査の結果から作られた人間がもつ34の強み。それを客観的に導き出すための「StrengthsFinder」という仕組み。この仕組みによって、私自身も自分自身がもつ強みを改めて認識することができました。「StrengthsFinder」によって私が認識した5つの強み。これは言われてみると確かに「そういうところもあるかな~」って思うところですが、いっそのことこれに騙されてそれを中心として進んでいくのもありなのでは?って思ってしまった。

弱点ばかりに目が行ってしまう自分の今後に対する計画。少しは自分の強みに関して考えられるきっかけになってくれると信じて!

LiveMeshが利用可能に?

LiveMeshがなぜかアメリカ限定でPreview扱いでの公開が行われたらしい

マイクロソフト、「Live Mesh」のプレビュー版を一般公開
http://feeds.japan.zdnet.com/~r/zdnet/news/~3/3235557/0,2000056185,20377371,00.htm

私はConnectサイトにてずーーーーっとWaitingList扱いなのに。。。ひどいー。って愚痴ってもしょうがない。LiveMeshのフォーラムを見てみると、このPreviewを報告する内容と共に、InternationalCustomersに対する設定方法に関しても言及されていた

We are now accepting new customers on Live Mesh! (Microsoft Forum Live Mesh)
http://forums.community.microsoft.com/en/LiveMesh/threads/

<抜粋>
our international friends can join in the fun early as well – with one caveat: you must be willing to change your Windows operating system region and language setting to EN-US

地域設定と言語設定をアメリカに合わせてあげれば利用できるらしい。もちろん但し書きで他のアプリケーション動かなくなるかもよ!って話はついていたけど。って事で、試してみた。。。がうまく使えない。SignInすると、「Please join our waiting list…」ってなってしまってConnectサイトへ誘導されてしまう。今の私のLiveアカウントは、会社のメールアドレスで取っているので、純粋なLiveアカウントとして認識されないのだろうか?後でアカウントを取り直してやってみようかな

Windows Vista

こんな記事があった

セブン-イレブン、社内PC5000台にWindows Vistaの導入を決定
http://japan.zdnet.com/news/os/story/0,2000056192,20377361,00.htm?ref=rss

っていうか、Vistaがリリースされてからどれだけ経ってるのよ。それなのに、これ、ニュースになるのね。。。。当たり前とは思わないけど、そう思わないこと自体が本当は違和感を感じないといけない部分。それで通ってしまうところがMicrosoftの恐ろしいところか。

いずれにしても私も仕事でWindowsVistaを使用しています。社内では圧倒的にWindowsXPが多く、一部の開発作業に関してはWindowsVistaでは不都合が生じてしまっています。VisualBasicとかVisualBasicとかVisualBasicですかね。今年の新入社員が今日もWindowsXPに入れ直したいです!って嘆いていました。

暑いです

まだ梅雨明けにはなっていませんが、湿度が高いのもあいまって暑いですね。
ムシムシ暑い。

夏バテというわけではないとは思うのですが、今週末はかなりぐったりとしていました。どうも疲れが取れなくて常に眠いような寝ているような頭が痛いような。

皆さんも体調管理に気を付けてください。

最後の授業 ぼくの命があるうちに

ランディ・パウシュの「最後の授業 ぼくの命があるうちに」を観た&読んだ

人にものを伝えたり、教えたりする。そして夢を実現して人の夢の手助けをする事の素晴らしさ。そして何よりもランディ教授のパワフルさに圧倒された内容でした。

目次

  1. 最後の講義
  2. 僕はこうして夢をかなえてきた
  3. 僕を導いてくれた人たち
  4. 夢をかなえようとしているきみたちへ
  5. 人生をどう生きえるか
  6. 最後に

すい臓ガンによって余命3か月~半年と宣告された状態で、3人の子供と奥さんのためにできること。将来、子供たちが大きくなった時に自分自身がそばにいて愛をあたえることができないこと。そんな状況の中で子供たちに何を遺す事が出来るだろうか。ランディ教授にとってその答は最後の講義を行う事でした。

生きていく中で自身が抱いていた夢。そしていかにしてその夢を実現させてきたのか。人生の中において何を大事にして生きていってほしいか。まさにこの講義は子供に向けてのメッセージになるのではないだろうか。

会社の中においても部下を持つ立場としてどう考えていかないといけないのか。また私自身、もうすぐ子供が生まれ父親になる。そのせいなのかどうかは別として最近は「生き方」に関する本を特に読むようになってきた気がします。いろいろなことを考えさせられ、とても幸せな気持ちにさせてくれる授業でした。

ちなみにこの本。DVD付きとDVDなしの両方があります。実はDVDの中身である最後の授業はYouTubeにアップロードされています。詳しくは以下のページから

ランダムハウス講談社
http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/last_lecture/index.php

YouTubeではサイズの関係からかずいぶん細切れになってアップロードされているのでちょっと見るのは一苦労。値段にして1000円位上がるのですが、落ち着いてテレビで見ることができると思えば私はDVD付きを推したい。少なくとも”本”だけではこの授業の素晴らしさが半減してしまうのでYouTubeであってもぜひ授業を受けてほしいと思います。

とてもいい。とてもさわやかな気持ちになることができました。私も頑張らねば