先週のジョブウェブ朝食会で講師となられた斉藤岳さんの「1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術」を読み終えた。
- 作者: 斎藤岳
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書はコンサルタントである斉藤氏が自身の経験から培った会議に対して11の技術を元にタイトルどおり結論を出す会議を目指すためのものである。
私自身、会社では毎日のように会議がある。それは社内での会議であるかもしれないし、複数の会社が集まった会議であるかもしれない。いずれにせよ会議のない日はないといってもいいと思う。これに関しては以前、無駄な会議を減らすべく色々とやってみようとしたが、結局参加者の意識を変えるにいたらず、結果としてあまり変化のないものもある。会議ばっかりやっている会社は結局ダメだ!なんて話が聞こえてきそうだけど、会議で全員の意識をそろえずに進めてもチームとしてのまとまりはなくなるし、全体の底上げにならないのではないか?という懸念があった。
それならば個々の会議の質を上げることによって、参加者の質を引っ張りあげていくしかない!って事で本書の技術をいくつかがんばってみている。特に、「技術04:見える化(ホワイトボードの利用)」を力を入れてやっている。そしてあわせて「技術01:ゴールはなに?」「技術06:ラップアップ(まとめ)」を意識して行うようにしている。ホワイトボードを利用することに関してはもう少し訓練が必要そうだが、ここ最近いくつか試してみた限りでは結構好調。少しずつ技術の幅を広げて試していきたい。徐々に。というのも、私自身が正しく見につけるのには時間がかかりそうだし手を広げすぎても私は実践できないだろうからという実に消極的な理由。
本そのものは、読みやすいようにということで物語仕立てになっているのだが、個人的には”やらせ”過ぎるストーリーでこの点に関しては私の好みではなかった。このあたりは趣味の問題になるのかもしれないが。。。