鹿田 尚樹さん著「大事なことはすべて記録しなさい」を読んだ
ダイヤモンド社
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単なるノート術ではない。アナログとデジタルのハイブリッド記録術
記録するが価値
ハックス本「議員秘書版」
『記録』とは、あなたがこれまで歩んできた人生の歴史である。
目次
- はじめに
- 第1章 大事なことはすべて記録しなさい
- 第2章 効率よく情報収集できる「記録インプット術」
- 第3章 速く読めて、忘れない「記録読書術」
- 第4章 記録を使って、可処分時間を2倍にする「記録時間術」
- 第5章 心と体も書くだけでスッキリ「記録健康術」
- 第6章 記録で、人脈が10倍に広がる「記録コミュニケーション術」
- おわりに 記録することで得られる、6つのメリット
違和感
この本に興味を持ったのは、本のタイトルというよりは著者の鹿田さんにお会いしたことがあったことが実は第一であったりします。もっとも、今年の頭の頃で、大勢の中でごあいさつしただけなので記録されてないはずですがw
その時に”妙な違和感”を感じたのを覚えています。特段特別な話をしたわけではないですが、”種族の違い”というかなんというか。
本を読んでみて納得。私が苦手とする”記録”が得意な人なんだ。というか、ここまで行くと”記録魔”なのかもしれない
記録する作業というのは私は大の苦手である。ブログを書いている人は比較的記録することが得意である事が多いかもしれない。
書かなきゃいけない事を書き忘れたりするくせに、どうでもいい事を書いてしまったりする。そして、どうでもいい事の中に大事なものが埋もれてしまって、結局記録をしたとしてもその記録を役に立たせることが出来てない
それでは記録が出来ているとはいえず、”ただ書いている”だけではないか。情けない
本の中のPとE
多くの書籍はPREPという構成をもとに書かれていることがほとんどです
- P…ポイント
- R…理由
- E…エピソード
- P…ポイント
<中略>極端なことを言えば原理原則が分かってしまえば、新しい本からは「新しいP」だけを探す作業をすべきです
ふむ、確かにこれを意識することで読み方というのは変わってきそうだ。
本を読むときに、何が書かれているのか?ということを本全体としては意識するようにはしているけど、細部にわたって神経を巡らせているかといえばまだまだだ。
ポイントだとか、キーワードに落とし込む「要するに~ってことだよね」的なまとめ方が正しく出来ないといけない。
ただ、私のように物覚えの悪い人間の場合はエピソードと合わせたほうが物事を覚えるのに覚えやすいということもある。また、今回の読み始めた動機のように「鹿田さんってどんな人だろ」的な場合はエピソードが面白いことになる。議員秘書時代のエピソードがこの本では数多く紹介されており、知らない世界をのぞいているようで面白かったです。
人を覚えよう!
私が昔から苦手としていることに「人を覚える」ということがあります。
何度かあってるのに顔と名前を覚えることが出来ない。初めてお会いしたと思ったら以前にもあっていた。相手から挨拶して普通に会話した後で「あの人だれだったっけ」
こんな経験が実は数多くあります。私としては悪気も何もないのですが非常に申し訳ない。
いや、本当に。この場を借りて謝りたいくらいです。というか、謝らせてください。ごめんなさい。
では、忘れないためには何を記録するのか。
写真を撮っておけば、「この人、名前は何だっけ?」と振り返ったり、誰かに聞くことで解決できるのです(P.84)
うーん、確かに写真は考えたことあるんだけど、いきなり”写真とらせて!”って言いづらいものがありますよね。普通にそれが言えるような仲になっているころにはもう顔も名前も覚えてしまっていたりするし。
こうなったら隠し撮りでしょうか。もはやここまで頭が弱いと記録術の前に記憶術を勉強しなければいけないようです
記録量を伸ばす
とりあえず私がやることとしては
- 記録量を増やす
- 本のPをより意識する
- 人を覚える
ですね。
最後のやつはなかなか解決策が見つからないですが、全体写真だとか話をした時のエピソードだとかそういったものを丹念に記録している事が後々の役に立つのかもしれません。
一歩間違うとストーカー状態になりそうなので、相手に引かれない程度にはしてないといけませんが。
記録。大事なことは分かっていても徹底して出来る人はやはりすごいと思う。
自分も自分なりに記録を続けなければ。私、途中でやめてしまうんですよね・・・やはり性格上の問題なのでしょうか・・・
kroteさん
ブログでご紹介いただきまして、ありがとうございます。
人を記憶するのは、私もあまり得意ではありません。
同じですよ(笑)
でも、少しでも記憶の幅を広げるために・・・一応、記憶のフックにするために記録を取る・・・ということもしたりします。
あまり気負わずに実際に取り入れられそうなものから、実践していただけるだけでも書いた本人としてとても嬉しいです。
丁寧に感想をいただき、ありがとうございます!