先日箱根に行ってきたわけですが、2泊3日の中日にあたる日曜日に、箱根旧街道を歩いてきました!
子供の頃はハイキングだキャンプだと山道を歩き回った私ですが、大学に入ってからはとんと歩かなくなってしまった。と言うわけで、とても久しぶりのハイキングになります!果たして、体力は持つのだろうか??
かえる。旧街道を行く
今回の出発地点は「畑宿」。箱根湯本駅から旧街道沿いを走るバスで20分ほど行った場所からとしました。本当は箱根湯本駅から歩いてみたかったのですが、9ヶ月になる子供を抱っこしながらの行程となるので余裕を見ました。ちょっと、体力に心配でひよったと言う噂もありますが。。。今回のハイキング。絶対に嫁は「私行かない。宿で寝てる」って言い出すと思っていたんだけどなぁ
箱根の旧街道は、その多くが石畳がしかれています。石畳といっても、現代のアスファルトのような歩きやすい道ではなく、石が敷き詰められているだけでかなり凹凸のある道です。この写真では平坦な道ですが、場所によってはそこそこの傾斜がある上り下りがあり、さらにコケも生えているので神経を使わなければいけません。
私にいたっては子供を抱えながら歩いているので細心の注意を・・・。
色々と気にしながら登っていくわけですが、やっぱり自然の中を歩くのはキモチがいいものです。こうやって写真で後から見ると改めて緑の色に惚れ惚れしますね。これが後一月もすれば紅葉が始まってまた違った顔を見せてくれるのでしょう。そう考えると、定期的に歩いてみるのもまんざらではないかな?と思ってしまいました。
甘酒を堪能
ゴール地点である芦ノ湖の少し手前には「甘酒茶屋」があります。休憩場所として利用でき、道路にも面しているので車やバスで訪れる人もいるようです。
ここの甘酒は添加物を一切使用しないもので、ノンアルコールだったので下戸な私でもとても美味しく飲む事が出来ました。シソジュースも中々おいしい。ちなみに甘酒共に400円なり。
肝心のゴールである芦ノ湖の写真は良いのが無かったので割愛。畑宿を12:15分くらいに出発して芦ノ湖に到着したのが~。なんだかんだいって問題ない。
先に少し書きましたが、今回は子供を抱えながらの行程でした。子供を抱えて歩いた事による一番きつかったのは暑かった事。赤ちゃんの体温が高いんですよ。それを抱えた状態で歩いていたので必然的に上りは汗だくになってしまいました。子供が喋る事が出来ていたら散々に「暑い、暑い、おろせ」と騒いでいた事でしょう。怖い怖い。
体力的にはまだ余裕がありそうだったのできっと箱根湯本から歩いても何とかなったはず!とは思いますが、湯元~畑宿までには難所もあるみたいなので単純計算はできないですね。
紹介されない旧街道
箱根に行くと、旅館にはたくさんの割引券が置いてあります。彫刻の森とかベコニア館だかなんたら美術館だとかそれは色々。箱根にそんないっぱい施設あったんだ!ってくらいあります。
それに負けじと、箱根付近の散策案内や観光スポットを集めたパンフレットやしおりのようなものも置いてあります。
しかし、それらに旧街道の詳しい内容は紹介されていません。もちろんすべてのパンフレットを見たわけではないのですが、ほとんどのものには申し訳程度に「そういうものがあるよ」って感じで紹介されているにとどまります。
「箱根の山は天下の険」などといわれるにも関わらず、他の温泉スポットと同じように美術館やガラス細工だとかのみがパンフレットの紹介対象になってしまっているのはやっぱりスポンサーというか、利権がからんでいるのかな~と思ってしまいました。ちょっと残念。
もし、旧街道に興味がある方は事前にネット等で下調べをしていき、現地では箱根湯本駅にある観光案内所を頼られるといいと思います。
無理せず、楽しめる範囲で。幸いにも旧街道沿いにはバスも通っているのでいつでもリタイアすることができます。また再挑戦すればいいだけのこと。山道に無理は禁物ですよ。