六日知らず

今日の日経新聞の「春秋」にケチの代名詞として”六日知らず”という言葉が紹介されていた。
なぜケチが”六日知らず”なのかと言うと

日付を数えるときに、一日、二日と指折り数えて五日で拳が出来る。六日目からは指を開いていかねばならない。握ったものを開くなんてとんでもない。欲深は何でもほしがり、ケチは一度手に入れたら話さない

ということらしい。元々は落語の中の小噺で使われた表現のようだ。
寄席にはごくまれにしか顔を出さないので実際にこの話を聞いたことがあるわけではないけど、昔からの落語の表現や観察眼は実に面白いですね。これら表現をあちらこちらで使うことが出来るととても会話が楽しくなりそうです。やっぱり噺家の話は面白いなぁ
こぶしの握り時、そして開き時をよく考えてこの先を乗り切っていかなければいけませんね!いつまでも六日知らずのままではないように!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください