以前、なんとなくKindleセール対象となっていた時に購入していた「仕事は楽しいかね」を読んだ
楽しいかね?
そりゃ、楽しい時もあるかもしれないけれど、大変な時もそれなりにあるよな。
楽しいばかりじゃないよね。
基本的な流れとしては、現状に不満を持っている主人公が、たまたま知り合ったものすごく成功したお爺さんとの会話から自分を見つめ直すという流れ。
色々と、いい言葉が書かれていて、読みやすい本だったんだけど・・・
この主人公は、結局のところお爺さんが、大成功した人だと知ったから
話を聞く気になって、そこから学ぼうと一生懸命になったんだよな。。。
同じことを言っていたとしても、普通のお爺さんだと、多分主人公は
「勘弁してくれよ、俺はもう眠いんだ」
ってなったんだろうなぁ
なんてことを思ってしまい、色々と台無しになった。
何を言ったのかが問題なのではなく、誰が言ったのかが問題になってしまうことはよくある話だ。
この人がそういう話をするのであれば、きっとそうなのだろう、と。
本を読むと、それはもういい言葉が溢れていて、そのたびにボキャブラリの少ない私なんかはKindleでハイライトを入れる。
ハイライトを入れるようないい言葉は、自分で見返してみるのもそれはそれでいいんだけれど、
まるで自分が考えたかのように話をしたくなる。
でも、自分が「いいなっ」って思ったように相手に伝わるとは限らないもので、
結局のところ私が話をしてもダメなのかもしれないと悲しくなる。
きっと今、「わけのわからないこと言い出したな」とか考えてるー!ってねぇ。
そうなると、その言葉に相応しいくらいの人間になる必要があり、
そのためには・・・・あれ、ループしそうだ
まぁ、うまくはいかんよ。そうは。
それでも、やはり最後には本書から「〝明日は今日と違う自分になる〟」
何を持って違うとするのかが問題だけれど、日々、考えることは続けていかないとな