朝、iPhoneで産経新聞を読んでいたらそんな親子の記事が載っていた。まったく同じものがWebでも読むことができる
不登校の10歳少女 父と自転車で300キロ旅行
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090909/tky0909092010011-n1.htm
不登校になってしまった娘に対して親はどう接するのか。この父親は自転車で旅行することを通して色々なことを娘に伝えたかったのだろう。
たまたま今日はいつも通っている飯田橋近くのスポーツジムに行く予定だったので青森県東京観光所に立ち寄って二人が作った日誌を拝見してきた
何を伝えるのか
学校でいじめてくる同級生。平気でうそをつく先生。そんなのは真実じゃないよ。やさしい人たちはいっぱいいるんだよ
日誌の終りのほうにこんなことが書いてあった。ちなみに、全文を暗記したわけではないので文言は間違えているかもしれない。気になったんだからもう少しちゃんと覚えるか写真にでも撮っておけばよかった。
不登校の原因は記事では触れられていなかったけど、日誌から見る限りでは人間不信のような状態になってしまったのだろう。その娘に対して、父親はどういうやりとりの果てに自転車旅行という形をとったのかは分からないけど、結果として娘に対して大事なことを教えることができたみたいだ。
話だけを聞いていると、「確かにやさしい人たちはいっぱいいるけど、そうじゃない人もいるんだよ」ってことは?という気がしてしまったけど、それはうつ病の人に「がんばれよ」っていうのと同じくらいデリカシーの無い発言なのだろう。実のところ、自転車旅行に連れ出すまでが一般的には一番難しそうなところなので気になった。
不登校なんて、私が子供のころはあっただろうか。ないということは無いんだろうけど、今のようにこんなに多くなかったような気がする。親子の、近所との、人と人のつながりが薄くなってしまっていることが一つの原因なんだろうか。
私も日ごろ、残業続きで家に帰ってくる時間は遅い。どう子供との絆をつかむのか。これからの人生において一つの大きな課題になりそうだ。
“誰だって人生のアマチュア”
一つの過ちが一人の人生に対して影響を大きく与えてしまうことになる。そのことを考えて行動を起こしていかないといけませんね。