上司との面談といっても、自分が面談をしたというお話。
今日は仕事で数人の部下に対して面談。これまでの実績とこれからのキャリア。また現状の仕事内容に関して話し合った。
強み・弱み
こういう面談をたまに呼びかけて行うのだが、そのたびに明確に目標へ向かっていくことができる人と行き先の定まらない人に分かれてしまう。
その人その人のいわゆる”強み”ってやつをちゃんと見抜いて、それに合った方向性を打ち出すことができれば苦労は無いのだが、たぶんまだ私はそれぞれの”強み”をどう生かせばいいのかということに関しての考察が足りないのだろう。
話すこと話したのだが、正直手応えがイマイチだ。
これは社風によるのかもしれないが、思いのほか若手にはキャリアだとかスキルアップに対して考えてない。自分自身が最近あれこれと本を読むようになってしまったので、昨今の勉強本だとか何とか力だとかの啓発本がその他のメンバーにどこまで浸透しているのか。疑問ではあったけどそれほどでもないようだ。
もう少し、こういうことを考えていけるように話をしていかなければいけないだろう。
不満がない
話を何人かにしていると、あまり不満を言ってこない。
私が上司と面談する時は、現状の問題点と原因と対策案とかその他もろもろを延々としゃべり続けるのに!(それ以来面談してもらえてない><)。
本当にないのだろうか?なぜ出てこなかったか考えてみる。
- 実は不満がある
- 不満はあるんだけど、あまりそういうことを言いたくは無い。
- 不満の対象が、私であるがゆえに言いづらい
- 本当に不満がない
- 今の職場はサイコーだぜ。やっはー
- いや、そういうこと考えたことない
あれこれ他にも細かいところはあるんだろうけど、ぱっと思いついた代表的なものはこんな感じ。不満や不安をため込んでしまって鬱になってしまうのも問題だし、現状に対して満足してしまっている。もしくは何も考えてないのもまた問題だと思う
結局のところ上司だって、全てを兼ね備えているわけではないので不満があったりするのであれば言っていくべきだと思う。
- もっとこういう風にしたい
- もっとこういう風に動いてほしい
- こういう仕事環境を作っていきたい
- こういう仕事をやっていきたい
あれこれ考えようと思えば考えることができるはずで、それら全てを上司に任せてしまってはいけない。場合によっては上司よりも部下のほうが気付く改善点もあるはずなのだ。
注意しないといけないのは、それら不満は言って終わりではないこと。上司に言ったからといって全てが解決するわけでもないので、どうすればそれが解決するのだろうか?それに向けて動かなければいけない。
また、時々混同されてしまうのだが不満というよりは愚痴や悪口で終わってしまう人がいること。たぶん、聴いている側は、そのあとでいくらいいことを言ったとしてもその時点で聴く気がなくなってしまっているかもしれない。結局双方にとって不利益にしかならない。
私自身、まだまだ勉強中の身で部下を持っている。そういう意味では色々と迷惑をかけてしまっていることと思う。
こんなことを言ってはあれだが、一緒に成長していきましょうと。そんなことを再認識した一日でした。
それにしてもこういう面談をするととても面白いと思う反面、体力を使う。
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とても素敵なお話で感動しました。
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