レバレッジシリーズでおなじみの本田直之氏著「レバレッジマネジメント」を読んだ
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
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本田 直之
東洋経済新報社
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大目次
- 経営者のレバレッジ
- 戦略のレバレッジ
- 営業のレバレッジ
- ブランドのレバレッジ
- 仕組み化のレバレッジ
- 組織のレバレッジ
大きく上のように6つの章に分かれているが、一番多くのページを使って述べられているのは第1章の「経営者のレバレッジ」。ここではこれまでのレバレッジシリーズでも言われてきたことだけど、
- 自分の仕事は何か?
- やるべきことをやらずに任せるべきことを任せてないのではないか?
等々、”経営者”としての仕事を正しく認識して仕事を行っているのかを問いただしている。もちろん、私は経営者ではないのだけど、これは別に経営者に限った話ではなく、経営にかかわる人間。言ってしまうとすべての人間が意識することであると思う。
職位が上がったのにもかかわらず、慣れているからと今までの仕事内容と変わらない人たち。何のために職位が上がったのか。それは間違いなく考えるためである。自分としての上をさらに目指すため。会社の業績を上げるため。社会をよくするため。それらを考え、そして実行する。それがいま望まれている。そのためには考えなければいけない。そう強く感じた。
本書は上記の私の例であるとおり、”何を考えるべきか”を指南するツールとして利用するのが正しい使い方として作られている。「あなたはこの問題に対してどう考えていますか?」と質問されているように感じながら読むことで、より自分の血肉になるだろう。