プログラマーとしての誇りは

codezineにこんな記事が載っていた

あなたはC++の発明者? それとも創造者?~Bjarne Stroustrup氏との対話~ (codezine)
http://codezine.jp/a/article/aid/2834.aspx

プログラミング言語の歴史を記した文書が注目を浴びることはほとんどありません。ソフトウェアの発展は文化の進化という面を併せ持っていますが、その本質部分の議論は軽視されています。ソフトウェアは現代社会を根底から支えています。

ソフトウェア開発者というのは軽視されがちだ。今年の春先にも泥のように働けと言われたり何とも扱いが低い。いわゆるSEと言われる人材に対してもどちらかというと圧倒的に給料が低いような気もする。まず”上級”SEなんて言い方もあるのがおかしい感じだ。

はてなのnaoya氏(http://d.hatena.ne.jp/naoya/)やまつもとゆきひろ氏(http://www.rubyist.net/~matz/)のように著名な方もいるにはいるが、その方々を著名と思っているのはやはりIT業界の人間だけなんだろう。これだけIT社会だとかICTだとか騒がれているが、開発者が表舞台に出ることは少ないように思う。ソフトウェアが世界を変える(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0711/config218.htm)ではないが、ソフトウェアに対してもう少し取り上げられてもいいのではないだろうか!?この対談でもあるが、「ハードウェアの歴史は語られるがソフトウェアの歴史は語られない」ってのは言われてみると確かにそのとおりだ。Windowsの印象が悪すぎるのか!??

私自身、今はコードを書く時間は少なく、どちらかというと管理よりの業務内容がずいぶんと多くなってきてしまっている。ただ、ソフトウェア開発者が開発者としての誇りを持てるような環境が用意できないだろうか。そう思う。私にとっての一番の問題は、別にたいしたことのできるわけでもない私が何かを言ったところでなーんもかわりゃせん。ただ言う事だけはできるか。

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