大島真寿美著「ピエタ」をAudibleで読んだ
今回、Audibleで聞くことになったのだけど、実はハードカバーの本を10年以上前。購入して途中で読むのを断念してしまってました。
結構厚みのある本だったのですよね・・・。
Audibleで次に何を読もうかな?と見ている中で小泉今日子さんが朗読しているということ。本を読むのは難しくともAudibleであれば。。。と聞いたのでした。
Auidbleでも8時間を超える長編、聴き応えがありました。
ピエタ
ヴェネツィアにあるピエタという慈善院を舞台に、慈善院の合奏・合唱の娘たちと作曲家アントニオ・ヴィヴァルディを中心とした様々な物語が繰り広げられ、そして最後に結びつくいいお話でした。
感動して涙を流すという形ではないですが、なんというか心温まる感じなのかもしれません。
最終的にはそれで良かったのだろうか?という難しい結末を迎えます。
この舞台となっているピエタ慈善院。実際にあるんですね
Istituto Provinciale per l’Infanzia Santa Maria della Pietà di Venezia
https://www.pietavenezia.org/home
また、作中に出てくる登場人物の一人であるアンナ・マリーア(アンネッタ)も実在の人物とのこと。
ピエタ院(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%82%BF%E9%99%A2
こうやって見ていると、より物語の中が垣間見えるようで面白いです。
イタリア、ヴェネツィアかー。
ちょっと興味本位でカーニバルを検索してみたら、思っていた以上に派手な仮面が出てきてちょっとびっくりした。
いやはや、これは面白そうである。。。
若干石仮面みたいなのもあるな。。