“週末起業”の著者として有名な藤井孝一さんの「週末起業サバイバル」を読んだ
筑摩書房
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会社に頼らない生き方
それでもあなたは「週末起業」しますか?
最近、この手の”週末起業”や”副業”といった話題をよく目にする。一つは著者が6年前に出版した週末起業 (ちくま新書)による影響もあるだろうけど、やっぱり今の景気情勢によるところが一番大きいんだろう
サバイバル時代
もはや正社員といえども安心していられる時代ではないというのはまさにその通り。昨日もこんな見出しの記事が公開されている始末
ボーナス激減でローン延滞急増? 大手銀が態勢整備急ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091102-00000622-san-bus_all
そんな中だからこそ、現時点での職を維持したまま続ける週末起業という考え方が受けているんだろうと思う。
私自身、何かしら副業を持っているわけではないけど、確かに会社に対して今後定年まで維持できるのか?給料は上がり続けることが出来るのか?というと、今のままでは難しいのではないだろうか?と思わずにはいられない。
少なくともそんな雰囲気が日本中に渦巻いている感はある。
どの方向性を考えるのか
週末起業で一番困るのが、何をやるのか?というネタだ。それに関しては本書でも取り上げられている
ネタはどこかに転がっているものではありません。また、部屋にこもって頭を抱えているうちに出てくるものでもありませんある日突然、降って湧いたようにひらめくものでもありません。(P123)
結局のところ、試行錯誤しながらあれこれ試してみて結果として残ったもの…という、あまり計画としてはどうよ?って感じに落ち着いている。まぁ、そんなものかもしれない。もちろん、やるときには”これで”と思ってやっているのだろうけど。
どういう方向性で?と考えるのに面白いものがある。出逢いの大学の千葉智之さんが自身の人脈ブランディング講座で取り上げている4タイプである
「マルチ・キャリアの4タイプ(前編)」
http://www.menstrend.jp/navigators/5504/4148.html
本業との相乗効果を狙うのであれば、方向性を合わせたほうがいいとは思う。副業側にも恩恵は大きいだろう。ただ、”あんまり同じことばっかりやってもなぁ”的な気持ちもあったりする。
ただ、やっぱり一番大事なのは自分が何が出来るのか?って事をちゃんと知るってことなんだろうな。
さてはて、こんな私に~何が出来るのか~?