森博嗣著「面白いとはなにか?面白く生きるには?」をAudibleで聞いた
私自身、面白いことを探していきたいと思ってはいる。
ただ、そもそも「面白さ」とはなにか?と聞かれたときに定義は難しい。
大学生時代の頃は、人がオモシロイと思っていることを自分が面白いと感じられないのはもったいない!なんて思って色々と手を出そうとは思ったものだけれど、言葉の定義というか、目的から考えると自分としての面白さの定義がぼやけていることに気がつく。
本書は小説家でもある著者が考察した「面白さ」に関して、自身のこれまでの人生を絡めて述べられている。
印象的なのは、面白さを得るには新しいことに触れていくという点。
結局のところ、好奇心を持って動いていく。
そしてそれは、人が面白いと感じるかどうかではなく自分自身が自分の頭で考えたうえで感じる面白さであり、自分のためにアウトプットする何かを持っていくということなのだろう。
ちょっとした、日々の「面白いな」がどんどん流れていってしまっているように感じる
何を「面白い」と感じているのか。深堀りすることで、流れていかず自分のものとして吸収することができれば、より面白くなるのではないだろうか。
そんなふうに感じた