”「怠惰」なんて存在しない”を読んだ

”「怠惰」なんて存在しない”を読んだ

「怠惰」なんて存在しない: 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論 

読んでいると、度々本書では「怠惰の嘘」という言葉が出てくる。
定義としては下記になる

  • 人価値は生産性で測られる
  • 自分の限界を疑え
  • もっとできることはあるはずだ

自己啓発書ではよく見かける言葉ではあるし、評価や目標設定ではまさにこれ。成長に対して主眼を置くとこうなるような気がする。

逆に言うと、これに反することを怠惰として考えられてしまうことに対して、本書ではそれは「怠惰」ではない、と言うことを言いたいわけです。

言っていることはわからなくもないんだけど、これは「頑張っている人に対して休んでもそれは怠惰ではないよ」という話であって、「怠惰なんて存在しない」という話ではないだろうと思わずにはいられない。

前提に来るのは、頑張りすぎている人に対しての話だろうと。
一方で、そういう人がこの本を取るだろうか?という疑問はなくはない。

なんというか、あまりためになった本な感じは受けなかったのが正直なところでした。

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