マインドフルネス本を読んだ

Amazonで少しセールをやっていたので、少し気になっていた本を購入。
読み終えたので、久々に感想をば。

マインドフルネスという単語は、数年前に結構流行った印象であり、実際にこの本も2016年と3年も前の本だ。
マインドフルネスに関しての本や記事はしっかりと読んだことがあるわけではないけれど、ざっくりとした感触としては「くじけないように自分を鼓舞する」という印象を抱いていた。

ところがどっこい、マインドフルネスというものがどうかは別として、本書が取り上げていたのは「瞑想」だった。

瞑想。

スピリチュアルな話になってしまいやしないかと心配しそうな出だしである。
そこに、科学的な根拠という形で様々な話が出てくるのだが、正直言ってしまうと長い。
書いてあることは、シンプルに感じるのだけれど、似たようなことを大げさな言い回しで繰り返されるような印象を受けてしまった。

理解したわけではないけれど、私の非常に浅い理解では、「とりあえず、落ち着け」という話なんだろう。
色々とあるけれど、すぐに反応をするわけではなく一旦落ち着いて、全体を俯瞰し、相手と自分をしっかりとみた上で行動をする。
それを無意識にできる習慣レベルまで持っていくための、段階を踏んだ練習のような。

すぐに情動に駆られて動いてしまったが故に、後悔することはやはり何度もあるし、その度に自分の浅はかさを感じるところではあるので、この考え方自体には大いに賛同するところではある。
ただ、実感として感じるレベルには瞑想を正しくできてはいないんだと思う。

とりあえず、いくらかやっては見るんだけど、果たして実感できる日がくるんだろうか?
本を読んだだけではわからないところですね。

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