盗難対策のためにウォレットを分けた

1年ほど前から仮想通貨を触り始めています。

BitCoinやEthを始め、あれこれ勉強も兼ねて触っているのですが、少し前からNFTを触っているのですが、ウォレットからNFTが盗まれるという事例があちこち。

気持ち的に、自分が罠にかかるというのは無いんじゃないか?と思って入るものの、そう思っている人間が一番引っかかるってこともありそうだな、と思い、ウォレットを分けることにした。

Brave

Metamskのウォレットを分けるには基本的にはChromeで別プロファイルを作って、新規のMetamaskウォレットを作成する形。

私のChromeにはすでにメイン用、ゲーム用(Dai用)、テスト用みたいなプロファイルが作ってある。
どーせだったらということで、ブラウザから分けてみることにした。
というわけでBraveですよ

Brave
https://brave.com/ja/

Braveはセキュリティ。特に個人情報保護に対しての尖った機能を要しているブラウザ。ベースとしてはChroniumなのでChromeと基本的には変わらなくMetamaskも対応している。

そして、広告のブロッキング機能がデフォルトで働いているため、多くの広告が表示されないというなかなか面白い体験を提供してくれる

ChromeでYahooを表示すると右側に広告が入ってくるのだが、

Braveで表示すると

見事に広告を消してくれる。

更に面白いのが、Braveでも広告は出ることがあるのだが、それはBraveに対しての広告であり、Webページに対しての広告ではないという点。
そして、Braveを使うと、その広告料が仮想通貨としてユーザの利用度に応じて支払われる点だ。

日本ではbitFlyerと連携して仮想通貨BATを獲得することが出来ます。
どれくらい使えば、どれくらい手に入るのかな?は気になるところですが、純粋に広告がブロックされるだけでも結構いいかも。

一方で、Chromeと比べると使いづらい点もいくつか見受けられます。
特にパスワードマネージャに関してはちょっといまいちで、URLで覚えているせいなのか、パラメータがついているとうまく反応してくれません。
このあたりはもう少し試行錯誤が必要になりそう

購入用ウォレットと保管用ウォレット

さて、そんなこんなで保管用ウォレットをBraveに追加したわけですが、実際のところ運用は少し悩みどころがあります。

基本運用

購入用ウォレットにETHを入れておき、Opensea等での売買はこちらで実施。
NFTなどを購入した際には保管用ウォレットに転送します。

売却時には保管用ウォレットから購入用ウォレットにNFTを転送する形で基本的には購入用ウォレットしかサイトへの接続はしないという形ですね

ユーティリティ

トレードという観点で考えるのであれば上記運用で事足りるのですが、例えば「このNFTを持っていれば~がもらえる」とか、「Discordの特定チャネルに入るにはこのNFTが必要」のようなユーティリティNFT。

上記のような場合には、NFTが入っている保管用ウォレットをサイトに接続する必要が生じます。
こちらに関しては、基本的に権限に注意数形を取れば。。。多分、大丈夫

ウォレットのアドレスをもとにWLが配られる場合

厄介なのが、特定のNFTを持っていることを条件にWLが配られたりするパターンですね。
この場合、そのウォレットで購入する必要が生じます。
ただ、そのNFTは保管用ウォレットに入っているわけなので、WLは保管用ウォレットにひも付き、保管用ウォレットで売買をする形になってしまいます。

こればっかりは正直気をつけるという、情けない対策手段しか無いんですよね。。。

いずれにしても、注意を払っておくに越したことはないので、みなさんもお気をつけくださいませ

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