月別アーカイブ: 2018年10月

マイクロサービスアーキテクチャ

だいぶ以前に購入したものの、ダラダラと時間をかけてしまった、マイクロサービスアーキテクチャをようやく読み終えた

マイクロサービスアーキテクチャ
Sam Newman
オライリージャパン
売り上げランキング: 89,511

元々、興味を持って読んでいたのだがしばらくの間、読むのが停滞してしまっていた。
ところが、仕事上でも上司がキーワード的に使い始めようとしていた。
この辺り、正しく理解していないと非常に危険な匂いがするぞってことで慌てて再開。

色々と解説してくれているが、1〜2章が中心でそれ以降は基本的な考え方というよりはプラクティスが多く、
自身が思い描くアプリケーションに適用できるかどうかによってすっ飛ばしてしまってもいいかと思った。

テストの自動化にしても、マイクロサービスにしても、どの粒度までやるのが適切な単位なのか?ということに関してのバランス感覚は、経験といいお手本が必要に思う。
サービスを小さくすればするほど、利点と欠点が最大化されて行くという言葉が本書にも出てくるが、まさにその通りなんだろう。

ただ、これら設計プラクティスは何を実現するためにやるのか?という、当たり前のところをしっかりと考えた上でやらないといけないということを再認識。
どうしても、技術的な視点で取り入れてしまいがちだけれど、技術はあくまで方法であって、達成すべき目標だったりは別にある。
なんの問題を解決したいのか?何を達成したいのかを考えた上で、どうこのプラクティスを活用して行くべきか、考えていきたい。

余談だがこの本、Amazonでは紙しか売っていないのかな・・・。オライリーで購入したものをKindleに送って読んでいたんだけれど、
Amazonで買わないと、ハイライトが参照できなかったりとあとで内容をまとめるのにとても不便。
なんとかこの辺りなんとかして欲しいところだ。

 

多肉植物の寄せ植えに挑戦

以前、たまたまNHK趣味の園芸で多肉植物に関しての特集をやっているのを見てから、
少しずつホームセンターで見かけるたびに気になっていた。

たまたまふるさと納税を物色していたら、佐賀県唐津市で多肉植物を20種類送ってくれるとのことなので、
普段は米とか肉とかばかりだったけれど頼んでしまった。
平日に届いていたので早速寄せ植えに挑戦である

入れ物はダイソーで仕入れた
オブジェっぽいのも、ダイソーで売っているものである。

多肉植物の寄せ植えを画像検索すると、ものすごい詰め詰めで植えられているのを見かけるが、
正直そういうのは見ていると、息が詰まりそうだしあまり植物に良くないように感じてしまう。
とはいえ、20種類も手元にあるので、少し窮屈に感じる場所もあるのだけれど、なんかいい感じだ(自画自賛)

基本的に室内で、日の当たる場所に置く必要があるのが難点ではあるのだけれど、
このぷっくりとした葉っぱがなんともいえない感じである。

欲を言えば、送られてきた20種類が、ほぼほぼ緑色ばかりでもう少し黄色や赤が入っているものが
あると組み合わせの楽しみも増えたものだけれどなぁ
こればかりはしょうがないか。

夏冬は月に1〜2回程度の水やり。
春秋は成長期らしくて、乾いたらたっぷり水をあげるといいらしい。
子供がひっくり返さない場所で日当たりが良くて、水やりを忘れないで・・・
って、なかなか置き場がないかも!?

これからのSierの話

このところ、本は買えどもなかなか読み終えることなく積まれていく日々でしたが、
ひょんなことから Kindle Unlimited に入ってしまったのでせっかくと言うことで本を物色。
システムインテグレーター社の梅田さん著があったので手に取り読んで見た

これからのSIerの話をしよう エンジニアの働き方改革 (Think IT BOOKS)
梅田 弘之
インプレス (2017-09-08)
売り上げランキング: 326,505

タイトル通り、Sierで働く人に向けたエールのような感じの内容。
特別新しい話があるわけではないんだけど、語られていることができているだろうか?に関しては正直耳が痛いところだ。

特にこの1年は色々と迷走している自信がある。

色々と覚悟を持ったつもりで1年を過ごしてきたつもりでいたけれど、結局のところいいように流されているだけ。
本書で言うところの、自分自身のコアコンピタンスであったり、キャリアプランというものがしっかりと構築することなく動いてしまっている。
その結果、成果というものを得ることができていない

人間、結局のところ易きに流れるとは常日頃、自分自身に感じるところではあるけれど、
本当、何をやっているんだろうか・・・と読みながら思ってしまった。

いい加減な正確なもので、どうしても「まぁなんとかなるでしょう」と思ってしまう。
一方でそれであるがゆえに成果が出ていないんだものな

図らずも、一つの組織を任される立場になってしまっている以上、
自分自身がいたいと思えるような組織に少しでも慣れるようしていかんといけないのにねぇ
もちろん、自分自身、組織を飛び出すことも含めてもっと真剣に考えないといけないんだけど・・・

思考の整理や、復習にはとても役立った。
一方で、結局のところ自分自身次第であると、当たり前ながらに再考させられた一冊でした