計画会議にて思う

先日、会社の事業計画会議がありました。

会社の下半期に対する計画、そして各部署の計画に関して話をしていく場であり、私は別に部署を率いているわけではないですが、特殊なプロジェクトに携わっていることもあって話をしてきました。

計画。
仕事をし、チームなり課を任されている限りは計画を立てなければいけません。もちろん会社であれば収益の計画もありますし、そもそも会社として何を目指していくのか、意識を合わせる必要があります。
そしてそれらに対して前期はどうだったのか。そして下期はどう向き合っていくのか。部署の長によってその話し方だとか方向性に違いがあってなかなか面白いです。

計画を立てて終わる

聞いていて残念に思うのは
「あ、この計画内容は前回と同じだな?」
って思うことが多々あることです。もちろん、計画が実現できなかったことに関して、当該部署だけでは解決できない問題もあります。お客様事情によるものもあります。
多くの場合は計画時に定めたルールに従って、その目標を達成するべく動き出します。
しかし、結局のところ”何を大事だと考えているのか?”ということが部内で統一できてないがために、ふとしたことで決められたルールから外れた。つまり”今までと同じ”行動をとってしまうことになります。
本来、会社のような組織であれば何かしらのチェック機構が働いて、個人の動きではなく”仕組み”として業務をまわしていくべきだとは思いますが、どうしても中小企業では”これまで通り”の動きになってしまいがちです。
何しろ悲惨なことに、時として”計画を立てた本人が破ってしまう”事態に陥ります。”非常事態”の名のもとに。

メンバーはついていってるのか?

場合によってはとても高い理念を計画として掲げてくる場合もあります。
間違いなく正論な内容であり、確かにそれが実現することができたらな…と思うような目標ですね。
しかし、話を聞いてみると部署のメンバーとの温度差があったりします。
恐らくリーダーは、現状を打破するためにものすごい考えて計画を立て、情熱に満ち溢れて発表したのかもしれない。それに向かって一致団結して取り組みたい。そう考えているのかもしれない。
多少脚色し、暑苦しいような書き方をしてしまったかもしれませんが、昔私も「はいはい、できないできない」と冷めていたことを考えればむしろ普通なのかもしれない。
たぶん、これにはその部署や会社の風土だとか体質といったものが大きくからんでくると思う。普段から冷めきった体質のメンバーに対して急に熱くなれってのも無理がある。それこそ以前読んだ感動体質を作るぞ!って企業を変えていく必要があるのかもしれない。
いかにせん、リーダーに対してちゃんとフォロワーが現れるようなチーム作りが必要になるんだろう。

自身の発表に対するスキルというものはまだまだ未熟。リーダーとしてもまだまだ。様々なある”像”を見ることができるこういう場というのは、切り口を変えてみることでまた一つ違った学びの場になるのだと感じた。
自分自身に関して、上記のようにならぬように週明け以降。しっかりと行動を起こしていかなければいけませんね。

耐えられません

あ、そうそう。各部の発表はそれぞれの業務内容に関して関心があるのでまだ何とか大丈夫なんだけど、管理部の発表だけは苦手です。あの強力なラリホーに太刀打ちできる自信がありませんし、実績もありません。
“管理部の発表中、集中して起きている”という計画だけは勘弁してください

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