趣味と実利

今日、所属しているバイオリン教室の発表会があった。振り返ってみるとバイオリンを習って大体4年になる
きっかけは何のことはない、”雲のむこう、約束の場所”というアニメ映画を見て「あー、バイオリンもいいねぇ」と思ったのがきっかけだろう。

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

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当時。取り立てて私には趣味というものがなかった。あえて言うとすればそれはゲームくらいのもの。仕事がなくなった後に私に何が残るのだろうか?自分の可能性というと大げさなんだけど色々とやってみるのは面白いんじゃないかな、と比較的軽いノリでほぼ即決。教室を探して応募、今に至るわけである。
元々、音楽をやったことがあるわけでも得意だったわけでもない。どちらかというと苦手意識はあったし楽譜も読めたものではないんだけど、それでも「自分とバイオリン」という今まで考えたこともない組み合わせにチャレンジするというのはとても私には魅力的に感じられた。何よりも話のネタになる。

実際に始めてみると、予想以上に苦戦する。自分の手が思うように動いてくれなかったり、音感やリズム感のなさにほとほとがっかりすることも多い。まだ才能だとかそういったものにぶち当たる以前のレベルのような気がしてしょうがないのだが、それでも思っていた以上に壁を感じてしまう。
原因の一つに練習量の少なさがある。平日に練習することはほぼ絶望的な状態で休日を考えるわけだが、休日は休日でなんだかんだと時間はつぶれていく。その中でバイオリンに対して割ける量は短くなってしまうんだけど、これは私の中でバイオリンの優先度というものは決して高くないんだろう。本当にバイオリンが好きなのであればなんだかんだの前に練習しているんだろうし。
バイオリンに限った話ではないんだろうけど、趣味の立ち位置がこの場合問題になる。趣味で得たことやその人間関係が思わぬ効用で自分の生活だとかそういったものを向上させることはよくある話だと思う。仕事ばかりの人生ってやつを過ごしたいと思っているわけでもない。ただ、バイオリンがうまく言ってないときにはこの時間がもったいなくも感じてしまう。「この時間があれば~が出来る」みたいな。
色々と思うところはあったけど、一段落着いたこともあるし少し回数を減らしてどうなるか、気持ちを見極めようと思う。自分は本当にこれがやりたいのか。やり続けたいのか。

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